今日は新しい年が始まったことを祝い、家族の健康と平穏な一年を祈ります。
多くの人は近所の神社を参拝して幸多い年になるように祈ります。
カトリック教会でも元旦のミサがあって、新年を祝います。
そしてローマのフランシスコ法王の新年のメッセージの話を聞きます。それは「この世界に平和が行きわたるように」という祈りでした。
そして世界の平和は家庭内の平和から生まれるというメーッセージでした。
なおカトリックでは元旦は神の母マリア様の日でもあります。
そんな小金井教会の新年ミサの風景を下にお送りいたします。
上は主任司祭のディン神父様の説教です。フランシスコ法王の新年の平和のメッセージを説明している光景です。
白い大理石の祭壇の上には金の器が2つ載っています。一つにはパン片が200枚以上入っています。一方の器には葡萄酒が入っています。
神父様が神へ祈って、それをイエス様の肉と血へ変化させています。これを聖変化と言います。
聖変化したパン片を一つずつ信者に渡している光景です。神父様は、「イエスの体」と言いながら信者の掌の上に置いてくれます。信者は、「アーメン」と言って受け取ります。
そしてチョット横に動いて、パン片を口に入れます。そして自分の席に戻ります。
この部分がカトリックのミサの中で一番重要な部分です。
同じような儀式はロシア正教でも行います。ロシア正教はもっと神秘的な雰囲気で行います。
宗教改革で新しく生まれたプロテスタントのいろいろな宗派は、この原始宗教的な儀式は致しません。時々する宗派もありますが、一般的でありません。
余談ながら私は原始宗教と高等宗教には絶対に優劣が無いと信じています。
新年のミサから話がそれてしまい恐縮です。失礼しました。(終わり)
今年もお世話になりました。
2014年も宜しくお願い致します。
hoteisan2004様へ
暮れのうちにご丁寧なご挨拶を頂きまして有難う御座いました。
hoteisan2004様にはいつも好意的なコメントを頂いて感謝しています。
どうぞ家族の方々とご一緒に楽しいお正月を過ごすようにお祈りいたしています。
後藤和弘より
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投稿 ちひろ | 2013/12/31 22:08