後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

小さな飛行場と小さな飛行機の見える公園

2014年01月11日 | 写真

都立武蔵野の森公園は調布飛行場の西側にある広大な公園です。

伊豆七島へ行く小型旅客機と趣味の小型機が時々離着陸しています。

今日は風も無く陽射しもあったので家内と散歩に行きました。

小さな飛行場と小さな飛行機の見える風景写真を下にお送りします。

少しだけでも浩然たる気分になって頂ければ嬉しく思います。

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駐車場から公園に入るとこの池があります。ここから右手方向に曲がると飛行場の滑走路に並行した遊歩道が南方向へ真っ直ぐ伸びています。今日はこの道を散歩しできました。

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右に管制塔が立っています。その左の白い建物が最近新装されたターミナルビルです。伊豆七島へ行くお客さんの切符売り場と待合室になっています。

ターミナルビルの前で小型旅客機が出発の準備をしていました。

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出発準備の終わった旅客機がエンジン全開で轟音を上げながら離陸しようとしています。大島までは40分、神津島や三宅島までは一時間以上かかるようです。ネットで検索すれば離着陸の時間と料金が出ています。

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上と下は個人所有の趣味の小型飛行機です。

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バブル経済がはじけた1990年頃までは趣味の小型機が50台、60台と所狭しと駐機してありました。

不景気になってから数が減ってしまい、現在は20機ぐらいになってしまいました。義兄も小型機を所有していたので乗せてもらい、関東平野を空から見たことがありました

そんな景気の良い時代も随分と昔になったものです。

再びそんな時代が来るようにと祈りながら飛行機の写真を撮っていました。それにしても時代の流れは早いものです。(終わり)


中国人蔑視・韓国人蔑視へと急変する日本人の精神的風土

2014年01月11日 | 日記・エッセイ・コラム

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(写真は冬の日の京王フローラル・ガーデンです。)

最近、中国人や韓国人を蔑視し、悪しざまに言う人が急に増えてきました。

新聞、雑誌はそれほどでもありませんが、ネット世界では戦前の極端な蔑視言葉が飛び交っています。

ネット社会には報道規制がありませんので、それが現在の多くの日本人の本音と考えられます。

汚すぎる言葉を使わずに、その言わんとすることを以下に列記します。

(1)日本固有の領土の尖閣諸島や竹島の領有を主張する中国人や韓国人は理不尽すぎ、国際常識もわきまえない馬鹿者達だ。

(2)毒入りの食品や欠陥製品を日本人へ売りつける彼らは絶対に信用できない。

(3)戦前、日本が朝鮮を領土化したり満州国を作ったことは彼等のためにして上げた正しい政策であった。

(4)近代化が遅れて軍備の不十分だった中国へ侵攻したのは当然のことである。

欧米諸国は同じことを行っていたではないか。

それを今更、日本を非難してもしょうがないではないか。そんな恨み節など聞いていられない。

(5)靖国神社参拝で大騒ぎするのは間違っている。日本はもう一度、「軍事大国」になり、中国人や韓国人に馬鹿にされないようにする決心をすべきだ。

(6)中国人や韓国人が喧嘩を売るなら、いつでも買ってやる。日本の自衛隊は近代化されていて強いんだぞ。

などなどです。

私の尊敬する友人たちや、多くの若い人達が、最近、上に書いたようなことを言うのです。

私はここ数年で日本人の精神的風土が急速に変わりつつあると肌で感じています。

誤解しないで下さい。ここで私は聖人君子ぶりを発揮して、この急変はいけないことだなどと説教するつもりは毛頭ありません。

ここで書きたいことは何故このような変化が起きたかです。理由は複雑でいくつもありますが、簡略化して書いてみます。

(1)中国が尖閣諸島の領海侵犯を定期的に行っていて、韓国は竹島を軍事的に占領している。

(2)中国は日本のGDPを抜き去り、世界第二位になったことへの嫉妬もあります。

(3)戦後の日教組による自虐史観教育が1980年代に終わってしまい日本人の罪悪感が解放されたのです。もう中国人や韓国人の悪口を言っても良いという気分になったのです。

(4)中国人や韓国人が戦前受けた傷をむしかえして、何時までも執拗に日本を責め立てるので、日本人は本当に怒り出したのです。

日本人は村山談話と河野談話でちゃんと謝っているのですからそれで良いではありませんか。

(5)中国人も韓国人も日本の技術を平気で盗んで、安い製品を日本へ売りつけているのです。特許も商標権も平気で侵害します。人間の良心が皆無なのです。

まあ、以上のような理由が相乗して日本人の蔑視傾向が急に強くなってきたのです。

さてこの日本の精神的風土の変化はどのような効果を現すでしょうか?

良い効果も悪い効果も考えられます。長くなり過ぎのでその問題は続編で書きたいと考えています。

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

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