後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

寒い日が続きますので温室の花々を見て暖まって下さい!

2014年01月12日 | 日記・エッセイ・コラム

昨年の1月に撮った新宿御苑の温室の花々の写真をお送りいたします。

寒い日が続きますので温室の花々をご覧になって暖まって下さい!

新宿御苑の西洋式温室は明治8年に出来たそうです。日本の温室のさきがけとして文明開化のシンボル的存在だったそうです。

戦災で壊滅し、昭和33年(1958年)に大温室が復活しました。それから54年後の2012年に大改修がなされ全く新しい構造が出来上がりました。

その大改装が終わったので昨年の1月23日に訪問して撮ってきた写真です。

この温室は明治時代からランの花の新品種を作ることに努力し、数多くのシンジュクという名前が語尾についたランの品種を栽培して来たのです。

その伝統で温室の中には小さな花々が幾種類も咲いていました。花は小さく、可憐なのですが、精神を集中して眺めてると絢爛と見えるから不思議です。

なお今回の大改修の機会に絶滅危惧種の熱帯植物の保護、栽培もしています。

写真をお楽しみ頂ければ嬉しく思います。

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上が大改装後の温室の威容です。

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温室内は広々として熱帯のスイレンが咲いていました。

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大きな池の反対側の部屋にはいろいろなランの花々が咲いています。

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温室内は暖房がきいていて快適です。避寒をしながら花々が楽しめます。隣に広い有料駐車場があります。一度お出かけになってみて下さい。(終わり)


近所のMNにいちゃんの死と津和野のカトリック教会のことなど

2014年01月12日 | 日記・エッセイ・コラム

よく脈絡の無い連想をします。そんな雑文をまたお送りします。

今日は日曜日なのでこれからミサへ行きます。

朝から昨日あった近所のMNにいちゃんのお葬式のことと津和野のカトリック教会のことを考えています。

MNにいちゃんは心の優しい人でした。我々がここに引っ越してきたときまだ10歳くらいで、小学生でした。

それで我々は彼が享年60歳でこの世を旅立つまで、彼のことを、「MNにちゃん」と呼んでいました。

穏やかな奥さんを貰い、二男二女にも恵まれ良い家庭をもっていました。

その一家は非常に礼儀正しく、会えば必ずニッコリしながら挨拶をしてくれるのです。

数日前に幼児の頃、可愛いがっていた娘さんが来てMNにいちゃんの死を知らせてくれたのです。急な病死でした。

自分より18歳も若く、隣に住んでいた人が死ぬのはショックです。

彼の母親には49年余前私達が小金井に越してきて以来長い間いろいろお世話になったのです。

その「おばさん」も2年ほど前に亡くなりました。MNにいちゃんがその母親のそばへ行きたかったのでしょうか。

今日のミサではMNにいちゃんとその母親の安らかな眠りをお祈りしてくるつもりです。

そして今朝はどういう訳か脈絡も無く、しきりに3年前に訪ねて行った津和野のカトリック教会のことを思い出していました。

津和野には長崎の大浦天主堂を小さくしたようなカトリック教会があったのです。

私は独り、教会を訪ねました。長崎によくあるような畳敷きの教会です。

維新後の明治政府による弾圧(浦上4番崩れ)のとき、113名のキリシタンが津和野へ送られ、拷問に遭い、36人が殺されたのです。

その殉教者の鎮魂のために、この教会を大浦天主堂に似せて建てたのです。

その教会の横には大きな幼稚園があり数多くの園児が遊んでいました。

そんなカトリック津和野教会の写真を示します。

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津和野でのキリシタンの殉教につては「乙女峠友の会」を検索すると詳しく出ています。

ついでに観光案内も少し書いておきます。

津和野は城下町でした。戦災に合わなかったので江戸時代の街並みが良く残っています。白い壁や家老門の連なる風景は息をのむような美しい風景です。

感動したのは町役場が昔の家老門の中に古風な木造の建物を使っていることです。日本全国で江戸時代の家老門を構えている役場は津和野だけだそうです。

下に津和野の風景写真を示します。一番上の写真が町役場です。

冒頭に書いたように、本当に脈絡の無い雑文で申し訳ありません。お読み頂き有難う御座いました。(写真は2011年9月16日に撮影しました。)

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。

後藤和弘(藤山杜人)

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