後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

観光地としての有名寺院の人気ランキング情報

2014年01月30日 | うんちく・小ネタ
明日は暇だから何処かのお寺へでも散策に行ってみようと思うときがあります。
そんな時に便利な情報が「日本全国人気寺院のランキング」というHPです。

人気をどのように客観的に評価するか疑問がありますが、とりあえず訪問してあまり失望するようなお寺ではなさそうです。

このHPの優れているところは、有名なお寺を下に示したように、所在地によって3段階にわたって絞り込めるようになっています。

例えば、関東甲信越を絞り込んで、首都圏に限定し、更に私の住んでいる多摩に絞り込むと近所の有名なお寺が出てくるのです。

そのお寺の名前を見ると、なるほど有名なのです。納得します。

皆様もご自分の住まいの地域に絞り込んで、調べてみて下さい。

そして少し遠方への観光旅行のご参考にして下さい。

下に一例として、関東甲信地域のランキング1位から10位までを写真とともに示します。

=====日本全国人気の寺院のランキング:==========
http://www.mapple.net/bythemearea/a13b68c21/0/ranking_all.htm

エリアを絞る

北海道  東北  関東甲信越  東海北陸  関西  中国・四国  九州・沖縄 

更に 関東甲信越の地域を絞ると:

北関東  新潟・佐渡  首都圏  伊豆・箱根  山梨・富士  信州・清里  

更に首都圏の地域を絞ると:

東京23区  多摩  房総  千葉  水郷・鹿嶋・銚子  さいたま  秩父  横浜  鎌倉・三浦・湘南  厚木・丹沢 

などと詳細に観光地として興味のあるお寺の名前と住所が出てきます。

下に一例として関東甲信地域のランキングを示します。

=====関東甲信地域のランキング1位から10位まで、=======
(全65件中 1件~10件を表示)

(1) 柴又帝釈天の御神水

柴又帝釈天の御神水

東京都葛飾区柴又7-10-3

「寅さん」でおなじみの葛飾柴又の帝釈天の名水。寛永6(1629)年の開山以前より湧き続けているこの水こそが、題経院日栄上人がこの地に寺を開くきっかけになったという。

(2) 村松山虚空蔵堂

村松山虚空蔵堂

茨城県那珂郡東海村村松8

807年に開山、建立された寺で弘法大師が彫った虚空蔵菩薩を本尊としている。数え年の13歳で参拝すると知恵と福が授けられるという「十三参り」の言い伝えが残っている。

(3) 毘沙門天(善国寺)

毘沙門天(善国寺)

東京都新宿区神楽坂5-36

「善国寺」といってわからなくても「神楽坂の毘沙門天さん」といえば神楽坂の顔。創建は文禄4(1595)年だが、寛政4(1792)年にこの地へ移転した。

(4)大善寺

大善寺

山梨県甲州市勝沼町勝沼3559

ぶどう薬師ともいわれ、行基が夢に現れた右手に葡萄を持つ薬師如来を刻み、安置して創建されたと言われる古刹です。優美な姿の桧皮葺の薬師堂は国宝に指定されており、堂内の仏像も見ごたえがあります。葡…

( 5)目黒不動尊 瀧泉寺

目黒不動尊 瀧泉寺

東京都目黒区下目黒3-20-26

古くから浅草の浅草寺とならんで東京の庶民の信仰を集める、通称「目黒のお不動さま」。毎月28日のお不動さまの縁日には広い境内に露天商が立ち並び、多くの人でにぎわう。

(6)徳大寺

徳大寺

東京都台東区上野4-6-2

およそ600年前に創立。摩利支天(開運守護神)安置。特別祈祷を毎日受け付けている。正月、5月、9月、11月に特別大祭(月初の亥の日)が行われる。
(7)西福寺・開山堂
西福寺・開山堂

新潟県魚沼市大浦174

江戸末期から明治時代に活躍した名工・石川雲蝶の彫刻が残る寺。初代住職を祀っている開山堂内にある雲蝶の作品は県の重要文化財に指定され、「道元禅師猛虎調伏の図」もある。

(8)身延山久遠寺

身延山久遠寺

山梨県南巨摩郡身延町身延3567

日蓮宗総本山。日蓮聖人が国家諫暁の末、入山し晩年の約9年間を過ごした。山全体が霊山の趣深く、大本堂・祖師堂・五重塔など荘厳。大本堂の天井画や日蓮聖人直筆の書を展示する宝物館がある。

清水観音堂

東京都台東区上野公園1-29

京都清水寺の僧が清水寺に安置されていた千手観音を天海僧正に献じたことに起因し、寛永8(1631)年に建立。国の重要文化財に指定。境内には秋色桜、人形碑、「月の松」などの史跡がある。

三宝寺

東京都練馬区石神井台1-15-6

昭和15(1940)年に考古学者が中心となり観世音を奉安する寺院33ヵ所を武蔵野観音霊場として設定。三宝寺は第3番霊場。他に関東第36不動霊場第11番、御府内八十八ヶ所第16番など。
=====以下省略=============


華麗なベコニアの花々をお楽しみ下さい

2014年01月30日 | 写真

昨日、神代植物公園の温室へ行って豪華に咲いているベコニアの写真を撮ってきました。

毎年この季節になるとこの温室に行ってベコニアの花々の写真を撮って、ブログに掲載してきました。今年も昨年と変わりなく咲いています。

冬は花の少ない季節なので、このベコニアの花を見るとホッとします。

写真をお楽しみ頂けたら嬉しく思います。

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お寺と人々のかかわりの変遷・・・しかし仏教は廃れない!

2014年01月30日 | 日記・エッセイ・コラム

日本中にお寺は何万とあり、どんな山里に行ってもお寺があります。

江戸時代、明治、大正、そして昭和20年までは人々は檀家としてお寺と強いきずながあったのです。

先祖代々の墓がお寺にあり、たとえ遠方に住んでいてもお彼岸やお盆には里帰りをして先祖代々の墓に参った人も多かったのです。

しかし終戦後の困窮時代に住職さんとその家族も生活が苦しくなったのです。

お寺にはお布施以外の現金収入がありません。

戦後のインフレ時代にはお布施だけでは食べて行けません。

仕方なくあちこちのお寺では墓地を高額で売りに出したり、広い境内を駐車場にして収入拡大をしたのです。

そして有名なお寺では参拝客から拝観料を取り出したのです。

それを見て、心ある人々はお釈迦様が悲しんでいるに違いないと思っていたのです。

多くの人々は住職さん達の営業活動を見てお寺から離れて行ったのです。

その上、経済の高度成長期以後は多くの人々がお墓をお寺に作らないで、民間の経営する花の咲いている交通の便利な墓地に作るようになったのです。

無宗教の人々が増え、お墓さえ作らずに樹林葬や海に散骨する風習が広がったのです。

しかし仏教が廃れたわけではありません。

お釈迦様の教えは深く広大です。その慈悲の心は貧しい人にも富める人にもあまねく平等に注がれるのです。

足るを知り、あるがままに生きている人々をお釈迦様は大切にし、受け入れてくれるのです。

お寺と人々の絆が弱くなっても、日本では相変わらず仏教に関する本が売れているのです。般若心経の解説をした本も売れるのです。

日本人はみんな無常という言葉を知っています。色即是空(しきそくぜいくう)という言葉を知っています。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、・・・という平家物語の冒頭の句を知っています。

ですから日本人のアイデンティティーの一つはこのような言葉を知っていて、時々思い出し、その意味を考えることと言っても大きな間違いが無いと思います。

正岡子規の「柿くへば、鐘がなるなり、法隆寺」という俳句とともに法隆寺の写真をお送りします。平成5年に世界文化遺産に認定されました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

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(写真の出典は、http://narabungei.blog4.fc2.com/blog-entry-137.html です。)

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(写真の出典は、http://nekousagi.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-3c0e.html です。)