上はケーブルカー乗車駅手前から見上げた高尾山の尾根です。
下は表参道の上の方から甲州街道との交差点方向を見下ろした風景です。
現在の甲州街道(国道20号線)を高尾橋交差点で直角に曲がり」、ケーブルカー乗車駅へ続く表参道付近には18軒ものソバ屋があります。
その18軒のソバ屋が「高尾山冬そばキャンペーン」をしていて、冬ソバの味を競いあっています。
今朝、何故かソバ食べたくなって車を駆ってザルソバのソバの味をゆっくり楽しんできました。店はいつも行く栄茶屋本店です。ソバの香を大切にしながら店先で打っています。大変美味しいソバでした。
上の写真の右手の古い和風の店の向こうに縦の看板が出ている店です。下に写真でご説明いたします。
左の写真が店の入口で、店の前に3台ぶんの駐車場があります。この入口の右側にソバ打ち場があり右の写真のように2人の職人さんがソバを打っていました。
左が今日食べた「せいろソバ」です。右は表参道の地図です。詳しくは、http://www.takaosan.jp/map.html をご覧下さい。
交通は新宿から京王線が表参道のすぐそばまで来ていますので気楽に来れます。そして有料駐車場もありますので車でも便利です。
ソバには通の人が多くてよくうんちくを披露しています。
しかしソバはソバです。決して松坂牛や国産ウナギの蒲焼にはかないません。
ですからソバを美味しく食べるコツは空腹にしてから食べることです。
そして天麩羅ソバや鴨南蛮を選ぶと、ソバの味が分からなくなります。出来たら冷たいザルソバだけを注文すると、ソバの味をしみじみ楽しむ事ができます。香の高いソバ湯も頼みます。
ソバの産地は北海道でも中国大陸でも殻のついたまま運送し、直前に脱穀し、ゆっくり挽いたものなら産地に関係無く美味しいものです。
私は十割ソバより精製した小麦粉を適度に混ぜてあるほうが美味しいと思っています。
通ぶって十割ソバは食べない方が良いとも思っています。
以前、山梨県の清春にある有名なソバ屋の翁(おきな)から出てきた若いカップルとすれ違ったことがありました。
男性が大きな声で、「近くのレストランでハンバーグを食べよう!」と女性に言っているのです。その気持ち分かります。
「翁」では天麩羅は勿論一切のタネを出さないのです。ザルかカケだけです。そして十割ソバを注文しないと店主の機嫌が悪いのです。
しかしソバは確かに美味で、現在でも繁盛しているのです。本当に味の分かる人と怖いもの見たさの人の両方のお客で繁盛しいるようです。
話が高尾山の冬ソバからそれてしまい失礼しました。終わりに致します。