後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

陽賜里工房恒例春のお花見会

2014年04月01日 | インポート

山梨県、北杜市の甲斐駒の麓にある陽賜里工房ガーデンの春の公開と花見が例年通り開催されます。桜が満開になる頃です。庭でコーヒーをゆっくり飲んで寛ごうという企画です。ホストは原田聖也さんという男性とその母上です。

日時:4月11日(金)、12日(土)、そして13日(日)、そして4月15日(火)の、朝10:00~午後4:30ころまで、ところ:山梨県北杜市武川町山高 3567-556の陽賜里工房ガーデンです。

連絡先:原田聖也さん、携帯電話:090-4170-0370 E-Mail:t-taraku@t-net.ne.jp

このオープンガーデンには私も家内と一緒に数回参加しています。3年前の春のオープンガーデンの報告記事を以下に掲載いたします。ご参考になれば幸いです。

======花の園の中の喫茶店・・・陽賜里工房というコーヒー店===

戦後に学生時代を過ごした方々にとっては喫茶店という言葉は懐かしいと思います。名曲喫茶とか純喫茶とか歌声喫茶とかいう名前で、コーヒーの香りとともに文化的な場所でした。当時、コーヒーは高価な飲みものだったのです。

それから幾星霜、不思議な喫茶店へ行ってきました。陽賜里工房という名前で、春と秋の2回しか開店しません。

春の花々、秋の花々に囲まれたコーヒー店です。店主は原田聖也さんという男性で、コーヒーの修業を重ね、特別のコーヒー豆焙煎工場のものを仕入れて使っています。食品衛生法を勉強をし、飲食店開業の資格も取りました。

この喫茶店は北杜市の真原桜並木のはずれにある花の園です。庭全体がなだらかな南向きの斜面になっていて満開の桜の木が2本、ピンクのユキヤナギ、水仙、ヒトリシズカ、イカリソウなどに囲まれて店主手造りの店があります。

花園の一番高い所にはロマンチックなデザインの木造の家があり店主が寝泊まりする場所になっています。お客は勝手に花の園を歩きまわり、花々を鑑賞します。そして花疲れしたら洒落た店に入って香り高いコーヒーを頂きます。

コーヒーを飲む場所には女主人が居て、つれずれの話し相手になってくれます。店の主人のお母さんです。上品な日本語を使う方です。花の園の作り方などのよもやま話です。私がカトリックの話をしましたら、ご自分の信仰のバプテスト教会の話を静かにして下さいました。亡くなったご主人はその教会の牧師さんで、ご自分も宣教活動をしながら幼稚園の園長さんもしていたそうです。兎に角、折り目正しい一生を過ごした方なのでお話をしていてもスッキリとした印象です。

下にこの花の園の中の喫茶店の写真をお送り致します。

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国立市の桜並木大通りの写真

2014年04月01日 | 写真

今日は例年通り、国立市の櫻並木の大通りの写真を撮り、リストランテ・ピエトロで家内の誕生日祝いの昼食をとりました

このイタリアンのお店は毎年、窓の外に櫻を見ながら昼食をするところで、もう何十年もこの時期に来るところです。家内の誕生日は4月4日ですが今日、早めの祝いにしました。

以下に国立市の桜並木大通りの写真とリストランテ・ピエトロの写真をお送りします。

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上がリストランテ・ピエトロの外観で、下はテーブルから撮った窓の外の風景です。

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日本の平和は日本人が守るべき時代(4)中国の日本攻撃を抑止する方法のいろいろ

2014年04月01日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日の掲載記事の日本の平和は日本人が守るべき時代(3)強大化する中国海軍の危険性 で中国は現在航空母艦1隻「遼寧」と原子力潜水艦5隻ほどを保有している事実を書きました。

そして現在の経済成長率と、増大しつつある軍事予算を考えると、もう3隻の航空母艦と20隻程度の原子力潜水艦を建造出来ると想定されます。その完成は2025年になるか、2030年になるかは不明ですが、そんなに遠くない将来に実戦配備が出来る筈です。

そうするとアメリカ海軍の太平洋艦隊に匹敵し、太平洋の制海権をめぐって米中の間で厳しい抗争の時代がやってくるのです。

このような時代になったなら中国の日本侵略を日本が単独で防止することは不可能です。

このような事態になったら、日本はどうのような方法で自国の平和を守ればよいのでしょうか。

この問題は複雑で、その解決には幾つかの選択肢が考えられます。

取るべき選択肢はいろいろ想定されます。以下にその幾つかをしめします。

(1)日米共同作戦のために現在の日米安保を米韓のような軍事同盟に改定して、中国の戦争開始意思を抑制する。自衛隊の戦力増強を行う。

(2)その結果、日本はアメリカの発動する全ての軍事活動に参戦する。アメリカを攻撃するいかなる国をも日本は攻撃を実行する。アメリカとは完全な運命共同体として行動する。

(3)アメリカとは友好関係を保持しながら、ある程度距離を置き、アメリカと中国の激しい抗争に巻き込まれないように努力する。どちらかと言うと、中立的な立場を維持して、中国軍の日本占領を抑止する。

(4)中国との友好関係を完全に樹立し、中国が日本に対して敵意を持ないようにする。

すなわち日本の外交力と友好的な経済関係のソフトパワーを活用して中国による日本侵略を抑制する。

(5)戦争抑止のために日本の中国侵略、満州国建国などを深く反省して、誠意を持って謝罪を繰り返す。靖国神社への政治家の参拝はなるべくひかえる。特にアメリカを怒らせるような参拝は大きく国益に反しています。

(6)中国大陸に展開している日本の会社の工場や支店を活用して中国政府を支援するような運動を推進する。

(7)第三の勢力であるロシアやインドやイスラム諸国と友好関係を樹立し、その支援を受けて日本の安全と平和を守る。

以上のような選択肢はお互いに矛盾するものもあります。

どの一つかを選択すれば日本の平和を守れるという性質のものではありません。

複数の選択肢を重層的に組み合わせると決定的な効果が上がるという性質なのです。

安倍政権の立場は強いて言えば上記の(3)に近く、それでいて米軍の軍事行動へは限定的に支援するという方針です。

しかしこれだけでは日本の平和を完全に守れない可能性があるのです。すなはち上記の(4)と(5)が完全に欠落しているのです。

土下座外交は絶対にすべきではありません。しかし中国人がある程度納得するようなソフトパワーの賢い使い方を模索すべきです。その努力があまりにも欠落していると私は感じています。

さてどの選択肢をどのように組み合わせれば良いのでしょうか?

他の選択肢を加えて皆様のご意見を頂ければ幸いです。(続く)

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。

後藤和弘(藤山杜人)

===参考資料:中国の人工衛星:http://j.people.com.cn/95952/7740433.html====

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 中国の衛星測位システム「北斗」の11基目の衛星が25日午前0時12分、西昌衛星発射センターから長征3号Cロケットで打上げられ、予定軌道に無事投入された。衛星は静止軌道衛星で、「北斗」システム用の衛星の打上げは今年初。今回の打上げ成功によって、「北斗」システムの構築はまた着実に前進した。 写真:打ち上げの瞬間(編集NA) 「人民網日本語版」2012年2月26日