後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

連休の箱根の楽しみ方いろいろ・・・芦ノ湖と数々の美術館

2014年04月26日 | 日記・エッセイ・コラム

オバマさんも日本を去り、静かになりました。

昨日、今日の新聞には理研の小保方論文を捏造と断定した調査委員長の石井俊輔さんも自分の論文を捏造していたという報道がありました。委員長を辞任したそうです。理研には論文を捏造する文化があったのです。

もうこんな泥沼のような事件は忘れることにしました。

それよりも今日から連休です。人それぞれ、いろいろな楽しみ方があります。何もしないで静かに家に居る人もいます。海外へ旅する人もいます。近場に一泊位の旅をする人もいます。

私共は毎日が暇なので、連休前に箱根に一泊の旅をしてきました。

箱根は毎年行く所ですが、行くたびに間違いなく楽しい奇麗な観光地です。そして美術館があちこちにあって、それが箱根の景観と調和していて素晴らしいのです。

そこで箱根で是非お勧めしたい観光スポットをご案内したいと思います。

箱根の観光スポットと言えば芦ノ湖です。元箱根から湖尻まで普通の観光船と海賊船が頻繁に往復しています。

芦ノ湖行くにはへ湯本から強羅まで登山電車で行って、あとはケーブルで大涌谷の坊主地獄を見て、湖尻にケーブルで降りて観光船で元箱根へ行くのが普通のコースです。下に元箱根から見た芦ノ湖の写真を示します。

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芦ノ湖は富士山よりの古い箱根火山の噴火で出来た美しい湖です。この湖を渡って元箱根についたら関所跡を歩きます。古い杉並木もすぐ傍にあります。

そして私どもが必ず行く所は強羅にある「彫刻の森美術館」です。内外の優れた彫刻が芝生の丘に悠々と展示してあります。下にその光景の写真を示します。

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彫刻は置いてある場所によって作品の印象が変ります。もっとも良い場所をいろいろ考えて置いてあるのが素晴らしいと感動します。ピカソの作品を集めて展示してあるピカソ館もあります。

そして仙石原にあるルネ・ラリック美術館もお薦めです。ラリックが20世紀初頭に作ったアールヌーボーの香水瓶やガラス製の室内装飾品がヨーロッパ文化の香りを漂わせています。

オリエント急行の室内装飾も作ったのです。それで1両の食堂車をフランスから運んできて展示してあります。食堂車の中でケーキとコーヒーが楽しめます。

ルネ・ラリックは間違いなく天才です。しかし私はあまり好きではありません。技巧的過ぎます。病的な、あるいは退廃的な印象が少しあるのです。 そういうのが好きな方々へお勧めです。下にモネのスイレンの池を模した庭の写真をしめします。

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仙石原といえば湿生植物園 は必ず訪れたい所です。 仙石原は芦ノ湖 から流れ出た早川が広大な湿地を作っている場所です。その場所を植物園にして、湿生植物を楽しめるように幅広い木道を巡らせてあります。下にその風景の写真を示します。

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この仙石原には「ガラスの森美術館」もあります。

古いベネチアグラスの花瓶やシャンデリア等のガラス製品が収集してあります。そしてテーマパークのような美しい池や庭園が広がっています。それを色とりどりのガラスで飾っているのです。少し人工的過ぎた印象を与えています。その光景を下の写真で示します。

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箱根にある美術館には仙石原から少し入ってところにあるポーラ美術館と箱根町にある成川美術館は良い作品を蒐集展示しています。

昼食を食べる場所としては宮の下の冨士屋ホテルや箱根町の箱根神社のそばの山のホテルがあります。古いホテルの雰囲気が懐かしい気分にさせてくれます。昼食を食べないで売店で洒落たお土産を買うのもよいものです。

山のホテルの庭園は出入り自由で、芦ノ湖が見えて散歩に適当なところです。ツツジが有名な庭で、満開の時期には入園料を取ります。一昨日はまだ咲き出していなかったので出入り自由でした。数本だけ咲いていたので下にその写真をしめします。

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箱根の楽しみ方は人それぞれです。

車で行ったので芦ノ湖スカイラインなどもドライブしました。車なら伊豆スカイラインを通って伊豆半島の伊東、稲取、下田などまで行けます。

車でなくてもケーブルカーやバスが頻繁に動いています。湯本から入って強羅、仙石原、芦ノ湖を回って熱海に降りるコースも面白そうです。

ご自分のお好みに合わせて観光が出来るのが箱根の魅力ではないでしょうか。

連休は是非、箱根のいろいろをお楽しみ下さい。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申しあげます。

後藤和弘(藤山杜人)