同研究科は2007年に設置され、これまでに学位が授与された博士論文は計約280本ある。理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが同研究科で学位を得た博士論文に画像の使い回しなどが指摘されて以降、同研究科の他の著者の博士論文でも、別の論文からの盗用の疑いなどがインターネット上で相次ぎ指摘されている。早大広報課は「全ての博士論文についてできる限り調べる」としている。

 早大は先月、小保方氏の博士論文について学外の専門家らによる調査委員会を設置。他の著者についても学内での予備調査を進めている。その結果を受け、改めて調査委を設置するかどうか判断するという。(合田禄)(http://www.asahi.com/articles/ASG4735VTG47ULBJ004.html

   早稲田大学によると、小保方氏の博士論文審査は指導教員だった常田聡教授が主査を務め、他に早大の武岡真司教授、東京女子医科大の大和雅之教授、そして留学先の指導教官だったハーバード大のバカンティ教授が副査を担当した。小保方氏は審査に合格し、2011年に博士号を取得した。

   ところがバカンティ氏は、内容を審査する前に論文を「もらっていない」と主張しているのだ。バカンティ氏の発言が事実だとすれば、早稲田大学の審査体制が問われることとなる。小保方氏の論文を巡っては、米国立衛生研究所サイトからの約20ページにわたるコピー&ペースト問題が浮上しているだけに「ザル審査」の疑惑も一層強まる。(http://www.j-cast.com/2014/03/20199793.html

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