仙川。「せんがわ」と言ってしまうが、正しくは、「せんかわ」。ただ、玉川上水から分岐する「千川」上水が「せんかわ」と言うので、区別するためか。
小金井市貫井北町三丁目の新小金井街道直下が「上端」と定められ、東京都による立札が設置されている。現在の上流部は人工的に作られたもの。狭い幅・浅い深さ・枯れ川に等しい水量、特に曲がり角が蛇行でなく直角であるなどにその証拠を残す。
現在、仙川の源流を確認することはできず、コンクリート垂直三面張りの改修が施された流路の大半も、すでに20年以上にわたって常時水のない状態が続いている。
源流域からおおむね東に向かい、公務員住宅の横を流れ、市街地(北大通り北側歩道と重複する箇所は暗渠)を曲がりながら武蔵野市に入る。亜細亜大学や桜堤団地の近くを流れ、南に向きを変え、武蔵境駅の少し東でJR中央本線の下をくぐり、市街地(一部暗渠)を曲がりながら抜けてゆく。このあたりでもふだん水のない状態は変わらない。やがて三鷹市に入る。
三鷹市をしばらく行くと野川宿橋の所から川幅が広がり、流れも自然な蛇行となる。ここで地下から汲み上げた水を放流する。ここが、現在、確立された最初の水源。
少しずつ蛇行しながらおおむね南東方向に流れてゆき、調布市に入る。少し下流で再び三鷹市の境界に触れるが、そこで三鷹市東部下水処理場の高度処理水が放流される。
水量もある程度のものになったところで国道20号や旧甲州街道と交差し、世田谷区に入る。京王電鉄京王線と交差し、祖師谷公園を通り抜け、成城学園の横を流れる。小田急小田原線をくぐり、世田谷通りと交差、東名高速と交差、世田谷区鎌田で北西から流れて来る野川に合流する。
今回は、成城学園駅付近のようすを撮影。新小金井駅北付近で見た人工的で全く水のない川筋と比べ、水量もあり、コンクリートで護岸され、川面に下りることはできないが、自然らしい雰囲気がうかがわれた。
両岸には遊歩道が続いています。成城学園脇から上流をのぞむ。
右手が成城大学。中央奥が、小田急線。
川辺には、草地もあります。水鳥の姿もちらほら。
小田急線の橋脚の南側から。
小金井市貫井北町三丁目の新小金井街道直下が「上端」と定められ、東京都による立札が設置されている。現在の上流部は人工的に作られたもの。狭い幅・浅い深さ・枯れ川に等しい水量、特に曲がり角が蛇行でなく直角であるなどにその証拠を残す。
現在、仙川の源流を確認することはできず、コンクリート垂直三面張りの改修が施された流路の大半も、すでに20年以上にわたって常時水のない状態が続いている。
源流域からおおむね東に向かい、公務員住宅の横を流れ、市街地(北大通り北側歩道と重複する箇所は暗渠)を曲がりながら武蔵野市に入る。亜細亜大学や桜堤団地の近くを流れ、南に向きを変え、武蔵境駅の少し東でJR中央本線の下をくぐり、市街地(一部暗渠)を曲がりながら抜けてゆく。このあたりでもふだん水のない状態は変わらない。やがて三鷹市に入る。
三鷹市をしばらく行くと野川宿橋の所から川幅が広がり、流れも自然な蛇行となる。ここで地下から汲み上げた水を放流する。ここが、現在、確立された最初の水源。
少しずつ蛇行しながらおおむね南東方向に流れてゆき、調布市に入る。少し下流で再び三鷹市の境界に触れるが、そこで三鷹市東部下水処理場の高度処理水が放流される。
水量もある程度のものになったところで国道20号や旧甲州街道と交差し、世田谷区に入る。京王電鉄京王線と交差し、祖師谷公園を通り抜け、成城学園の横を流れる。小田急小田原線をくぐり、世田谷通りと交差、東名高速と交差、世田谷区鎌田で北西から流れて来る野川に合流する。
今回は、成城学園駅付近のようすを撮影。新小金井駅北付近で見た人工的で全く水のない川筋と比べ、水量もあり、コンクリートで護岸され、川面に下りることはできないが、自然らしい雰囲気がうかがわれた。



