おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

伊東温泉

2012-04-01 21:17:05 | つかのまの旅人
 慰労会続きの今日このごろ。いつもの錦糸町から今回は1泊温泉旅行。といっても、安くて、手近なところということで、久々に伊東。東京駅からのんびりとJRの旅。大荒れの天気。快速が各駅停車になり、途中で何度も停止信号。車体がグラグラ揺れる、と春の嵐どころではない、そんな中での旅。伊東に着くとすっかり晴れてきました。東京でも被害があったとか、久々の大嵐でしたが。
 温泉街を流れる「松川」沿いのサクラもほぼ満開。宿に着くなり酒盛り(車中から引き続き)、一風呂浴びてまたアルコール。夜桜見物もそこそこにバタン、キュウ。単純明快でよかった。持つべきものは、古くからの、それも若き後輩でした。連日の飲み疲れ。さすがにご老人、帰りは一人、熱海から新幹線でした。
 そうそう、以前のCM「伊東に行くなら、ハトヤ」はインパクトの強い宣伝でしたが、未だに健在のようす。大津波が来たら、ひとたまりもありませんが。
由緒深い木造の旅館「東海館」。夜になるとライトアップして、なかなか、よし。

 「東海館」は大正末期から昭和初期の温泉情緒を今に残す木造三階建て温泉旅館群の一つ。昭和3年(1928)に創業、昭和13年頃(1938)、昭和24年頃(1949)に望楼の増築など、幾度かの増改築を行いながら旅館業を営んでいましたが、平成9年(1997)、70年近く続いた旅館の長い歴史に幕を下ろしました。
 その後、伊東温泉情緒を残す街並みとしての保存要望もあり、所有者から建物が伊東市に寄贈されることになりました。
平成11年(1999)には、昭和初期の旅館建築の代表的な建造物として文化財的価値をもち、戦前からの温泉情緒を残す景観として保存し、後世に残す必要があるという理由から市の文化財に指定されました。
平成11年から平成13年にかけて保存改修工事が行われ、平成13年(2001)7月26日、伊東温泉観光・文化施設『東海館』として開館しました。
(観光協会の説明文による)

駅からちょっと離れた商店街は、シャッター通りに。かきいれ時の季節なのに。
野良猫が4匹。しっぽしか見えませんが。
種田山頭火の句碑。川沿いには、木下杢太郎にちなんだモニュメントが遊歩道に沿って置かれています。
コメント
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