おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

4月9日。入学式。

2012-04-09 18:50:33 | つぶやき
 4月9日。都内の多くの公立中学校、高校では、入学式。
 入学式・卒業式のみでなく、創立周年記念式典などの際には、「国歌の起立斉唱」の職務命令が出され、壇上の日の丸に向かって起立斉唱せよ、そして、着席するイスまで指定された(背もたれには、番号の書かれた紙が付されている)。いなければもちろん、違反。こうして、東京では、多くの不起立、不列席者に処分が出された。
 今年の卒業式。橋下イズム信奉者が校長の府立高校では、職務命令に従って斉唱したかどうか口元の動きまで監視した。その管理職は壇上の国旗に正対せず、歌わず、職員の方をじっと見ていた、とか。
 東京都教育委員会では、教職員に対しての指導が行き届いた結果、処分者(違反者)が激減した、と自画自賛。
 もちろん徹底した指導の成果でもあるだろうが、学校によっては、担任ではそうもいかないが、不起立しそうな人には、受付、警備、記録、音響等、式場内に入らない、入っても動ける仕事を任せる、そういう要員数を多くしている。さすがに有給休暇は公には認めないだろうが。
 橋下さんじゃ、由々しきなれ合いだと激怒するはずだが、ことが穏便に済めば、それでけっこう。・・・。
 春本番。そうした大人たちの思惑絡みの「から騒ぎ」(一面ではしごく重たい雰囲気の)を尻目に、初々しい入学生の新しい門出。久々に今年は満開の桜が暖かく見守っている。「花に嵐」のたとえのように、すぐまた前途多難な世界が待っているには、違いないが、せめて、晴れの日くらいはお互いに大目に見てあげたいものです。そして、明日は、「仏滅」。 
中学校と高校と並んで入学式。そのお隣の小学校。6日に入学式を終えたばかりの1年生が、先生に引率されて集団で下校する姿も。
公団住宅の桜も満開。樹の下で、ご老人たちの語らいが。
サトザクラの一種の「スルガダイニオイ(駿河台匂)」。
薄緑色の葉の間に白い花が咲く。ソメイヨシノよりも、好感が持てる。
ミツマタ。葉よりも先に花が咲く。枝先が三つに分かれる。
何という名の木か、びっしりと小さな紫色の花を一面に。
カラスノエンドウ。赤紫色がいい。
これは、タチイヌノフグリ。あまり目立たない花。
コメント
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