おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

下栗原~石和~甲府。その1。(「甲州街道」をゆく。第9日目)

2017-08-31 21:51:21 | 甲州街道
 8月27日(日)。晴れ。久々の甲州街道歩き。今回も30度越えという、相変わらず暑い予報の甲府盆地。真夏の街道歩きもここへ来て暑さ負け。さすが群馬・館林などと一二を争う高温地帯。そう、前回も炎天下でリタイア。今回は?

 「山梨市駅」からタクシーで前回の「下栗原」交差点まで。ここから9:40出発。せめて甲府駅までの約12㎞、2万歩の予定。
 タクシーの運ちゃん「街道歩きですか。年に何人か乗せますね。ただ甲府は暑いからね、今の時期は。いないねぇ。」「甲府までは行けますよ、その先の竜王までくらいは。でも、車にだけは気をつけて下さいよ。」「ま、頑張って下さい。」
 風が少しあって、前回よりは少しましな感じ。でも、日差しは強い。木陰もなく、車が行き交う舗装道路を歩き始めます。

 ぶどうは最盛期。しかし、産地・勝沼から少し外れているので、お店も閉まっています。


(9:47)「明治天皇日川小休止所址」。

その先が「日川高校入口」。

 創立117年(2017年現在)の伝統高(旧制の山梨県第二中学校)。数多くの著名人を輩出している。部活動が盛ん。ラグビー部は花園へ県代表として42回出場、うち8回においてベスト4に進出。野球部は選抜高等学校野球大会に1回、全国高等学校野球選手権大会に5回出場。

 沿道には立派なお屋敷。


元養蚕農家らしい面影が。 

郵便局の建物も風情あり。 

(9:55)「一町田中」交差点を左折。

長い土塀の下には用水路。ここも大きなお屋敷。

「日川」の土手に突き当たります。かつてはこの辺りで対岸に渡っていたようです。


「日川橋」から笹子方向を望む。。

「石和」方向を望む。「日川」は「笛吹川」となります。

(10:02)「日川橋」を渡って「笛吹市」の表示があるところで、右折するのが旧道。


                   

収穫を終えた桃畑。

民家の庭先のザクロ。



                  

足下のマンホールには桃の絵柄。

 やがて道は「笛吹川」の土手に100㍍ほど平行して進み、カーブミラーのところで離れて行きます。
振り返って望む。

 かつての笛吹川はもう少し北西、「石和宿」近くを流れていました。旧甲州街道もそのまま左岸付近を進んでいましたが、その後の笛吹川の洪水や流路変遷によって、現在は笛吹川の中に消滅しています。


                       

 そのため、そのまま進んで「国道411号線」と合流し、石和宿方向へ向かいます。
              

(10:22)合流点には「甲州桃太郎街道」の標識。

「笛吹川」。川の中央付近を旧道は進んでいたようです。

(10:30)国道歩きをしばらく続け、「笛吹橋」を渡ります。

                      
                              対岸の左手奥が「石和宿」。
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