おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

今年も、年賀状新旧交代。コロナと共に。

2020-12-25 18:49:39 | 世間世界

もう1年ですね、あっという間の。って、ま、毎年思うけど。

特に、今年はコロナ騒ぎで、それだけでほとんどお終い。

そうそう、去年は、クリスマスに、香港からいつもの好青年が泊まりがけでやってきて、歓迎で大騒ぎだった。

何年も前に、ここにホームステイに来た青年ですよね。日本語も上手だし、地理も詳しいし。

かなりの日本びいきで、毎年、夏や冬にやってくるんだけれど。

今年は、さすがに来なかったわけだ。

香港でもあの騒ぎで、色々心配したけれど。

コロナでは勤め先がロックアウトで、仕事の方も。

その代わり、今年はたくさんのマスクを送ってくれたみたいだ。

クリスマスバージョンで、子供達には受けたようで。マスクにいっぱい絵柄が描かれてある。

あのマスク、けっこうすてきだけど、なかなか爺さん婆さんが街中を歩くのにはちょっと、ね。

そうそう、年明け早々にお家の方が、突然、嗅覚障害、味覚障害が出て、ちょっと風邪気味になって。

いつもの医者に行って、風邪薬を処方して貰って・・・。

あの時、好きな珈琲の匂いも味もまったくしなかった、って初めての経験だった、とか。

風邪でもそういう症状が出ることもあるしね。

しかし、今までまったくそういう経験はなかった、って。あれは何だったんだろうか。しばらく嗅覚障害は残ったみたいだし。

その後だよね、新型コロナが日本にも入ってきたって大騒ぎになったのは。

東京でも、タクシーの運転手さん達の屋形船での感染が、入院先の病院まで広がって。

発端は、中国人観光客を乗せて感染したらしい、というニュースを聞いてもピンとこなかったけど。

コロナ騒ぎが始まって、夏頃だったかな、あれは、実は、コロナのはしりじゃなかったのかって。

そうそう、その頃だよね。香港から青年と一緒に入ってきたんじゃないかって。

日本で最初の感染者になった! って密かに思ったけど。

でも、他の人は特に変化はなかったし、そんなことはないよ、で落ち着いた。

ま、ここの爺さんも街道歩きも出来ず、せっせこ仕事に通っていましたね。

電車通勤はイヤだといって、毎日、片道40分かけて。炎天下も自転車で通って、けっこう日に焼けたようね。

今もそうしてるみたいだがね。暑さの夏も冬の寒さにも負けずっ、てことですかね。

そう、そう。結局、今年は「房総往還」、「鮮魚街道」、「木下街道」くらいしか歩けなかった。

あとは京成電車沿線歩きくらいが、やったことか。

世の中は、アベからガースーに代わったけど、コロナはますます拡大中。策もなくオロオロするばかり。

日照りの夏も冬枯れの季節もオロオロ歩き、じゃあしょうがないよね。

ところで、爺さん、なかなか年賀状に取りかからないけど。どうするつもりかな。

何でも今年は大幅に減らすそうだよ。もう親戚関係とか仕事仲間とか、限定的に出すとか。

いっとき元気な頃は、100枚くらい出していたときもあったはず。

懐かしいね、先輩達も。手書きから干支のはんこでセッセと書いては、出していたんだから。

そういえば、何ていったけ? 昔、一枚一枚、俺たちの先輩たちを挟んでシュッパって光線を浴びさせて、やっていたよね。

たしか「プリントゴッコ」とかいったんじゃなかったっけ。

理想科学工業がかつて販売していた家庭用簡易孔版印刷機である。1977年(昭和52年)から2008年(平成20年)まで販売された。

透明フィルムカバーを跳ね上げ、専用インクを乗せた上で製版時と同様にプリンターの枠側内部に取り付け、印刷台に印刷用紙を乗せて圧着することでインクがマスターの樹脂溶解部分から紙に転写される、って「Wikipedia」では解説されているけど。

一瞬目がくらんだよね、いきなり先輩達の身体が焼き付けられるんだから。

懐かしいよね、その後はPCでやるようになって、いつしか無くなった。

今度は背中から押し込められて、すぐに完成品さ。住所も手書きでなくなるし。

でも、ここの爺さんは、住所だけは手書きで書いているよね、変なポリシー、こだわりがあるよね。

さてと、こうして元旦から一年間、この家にやっかいになっていたけど、そろそろお役御免かな。

そうそう、俺たちを参考にしながら、年賀状を書く風習だからね。

ちょっと待てよ、今回はちょっと趣がおかしいぞ、ちょっと。

いつもは、そのまま、まとめてお払い箱になるんだが。

ちょっと、ちょっと。えっ、この中に突っ込まれてどうなるの?

えっ、先輩達、うどんみたいに細長くなって消えていっちゃった。

次は、俺の番か。では、おさらば。

・・・

こうして今年元旦に届いた年賀状は、我が家のシュレッダーにかけられて、立派にお役目を果たしたのでした。

 

コメント
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