おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

「向島百花園」。変化朝顔。葛(くず)の花・葛根。へびうり。福禄寿(ふくろくじゅ)うり。じんじゃー。芙蓉。・・・

2024-09-25 15:32:01 | 向島百花園

「向島百花園」で珍しい「変化朝顔」が陳列されているので出かけました。9月21日。

   

            

よく見かける朝顔とは趣を異にしています。葉っぱがふだん見る朝顔とおなじようなものもありますが、葉っぱから花の様子などずいぶん違います。

日本名の朝顔もありますが、漢字が並んだものがあります。はて?

江戸後期から園芸品種として流行し、現在まで好事家によって栽培されています。

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夏の朝を彩るアサガオは,多くの日本人にとって非常に親しみのある植物だ。だが,普段見慣れた大輪の丸い花以外にも,さまざまな姿のアサガオがあることをご存じだろうか。ここで紹介する写真や絵のほとんどは,アサガオ(学名:Ipomoeanil または Pharbitis nil)という1つの種から突然変異によって生まれたものだ。とても同じ種とは思えないくらい,葉や花の形は変化に富んでいる。

このようなアサガオの突然変異体は,「変化アサガオ」あるいは「変わり咲きアサガオ」と呼ばれる。変化アサガオは江戸時代後期(18世紀中頃中頃)に出現し,昭和初期まで熱狂的なマニアによって栽培され,現在まで保存されている。

アサガオは日本独自の発達を遂げた園芸植物だが,日本には自生していない。今から1200年ほど前の奈良時代に,中国から薬草(下剤)として渡来したと伝えられる。最初に伝えられたアサガオは,青一色の丸い花だった。やがて,観賞用としても人気が高まり,全国に広がったと考えられる。

江戸時代の後期に多様な変化アサガオが生まれた背景には,動く遺伝子「トランスポゾン」の働きがある。トランスポゾンが突如活動を始め,アサガオの色や形を支配する遺伝子を片っ端から壊していったのだろう。こうした劣性突然変異は通常,すぐには表現型として出てこない。しかし,アサガオは自殖性(自家受粉する性質)が強い植物なので,短期間のうちに突然変異遺伝子が相同染色体の両方に現れ,その結果,変わった花色や形のアサガオが生まれて来たと考えられる。

著者 仁田坂英二(にたさか・えいじ)

九州大学大学院理学研究院生物科学部門分子集団遺伝学研究室助手。理学博士。 1962年大分県生まれ。1990年,九州大学医学系大学院分子生命科学を修了後,日本学術振興会研究員を経て,1991年からハーバード大博士研究員。1993年から現職。1997年から2000年にかけて,科学技術振興事業団,さきがけ研究21(形とはたらき領域)の研究員を併任。ショウジョウバエの遺伝学的研究を経て,現在は子どものころからの趣味でもある変化アサガオの研究に取り組んでいる。

(この項「」HPより)

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       こういう分類法で名付けられているのですね。

             「渦小人」(日本名)。

都立農産高校園芸部が丹精込めて栽培している「変化朝顔」も展示されています。

          

他の草花も秋になって、実り、花が咲いています。福禄寿うり。

瓢箪(ひょうたん)。  

                    

へびうり。

インド原産の近縁種で、実は細長くのびながらくねくねと湾曲し、ヘビそっくりの姿になる。カラスウリ同様赤橙色に熟す。東南アジアの一部では若い実を食用にする。ゴーヤを淡白にしたような味である。日本では主に観賞用に栽培される。なお別種であるメロンの品種にも実が細長くなりヘビウリと呼ばれるものがある。

(この項、「Wikipedia」HPより)

ところが近年このヘビウリに大役が舞い込みそうになってきたのです。
年々増えるクマ イノシシ シカ サルなどの農作物を荒らす害獣の被害に悩まされている日本の農業。

なかでもサルの被害が多い栃木県佐野JAでは、スリランカの知人からコブラのいるスリランカでは鳥獣被害対策にヘビウリが使われるときいて、ヘビウリの利用をはじめたのです。
JA佐野地区はサルの被害が多く、学習能力があって警戒心が強いサルにずっと悩まされてきたため、ためしに畑のアゼにヘビウリを植えたところ8月に入り野菜が収穫期を迎える頃になるとヘビウリもぐんぐん成長し、なかには1メートルをこえるようなヘビウリが風にゆれるようになりました。
農道をはさんだ隣の畑は、ナスやカボチャなどがかたっぱしからサルに食いあらされているのにヘビウリのある畑は全く被害なし、これまで電気柵やネットでも効果のなかったサル退治に成功したのです。
JA佐野では本格的に実験をつづけているそうです。やがてヘビウリが鳥獣被害対策のエースになる日がやってくるのかも

(この項「」HPより)

葛(くず)の花。

               

・開花時期は、 8/15 ~ 9/末頃。・秋の七草の一つ。

・まわりの木々をつるでおおってしまう程の生命力。ひと夏で10mぐらい生長する。 ・花は下の方から咲いていく。

・大和の国(奈良県)の 国栖(くず)というところが葛粉の産地であったところからの命名。漢字の「葛」は漢名から。

・つるの繊維部分は「葛布(くずふ)」の原料。(静岡県掛川市特産)

・根には、多量のでんぷんを含み、葛粉(くずこ)もとれる。 → 葛餅(くずもち)

・薬効 解熱、せきどめ、風邪 ・薬用部位 根 ・生薬名「葛根(かっこん)」

じんじゃー。

         満月に 眩しき木々は 雲を待つ

芙蓉(ふよう)

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