おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

八高線(高崎~八王子)。その8。箱根ヶ崎駅~八王子駅。

2024-09-04 20:17:51 | ローカル鉄道の旅

「箱根ヶ崎駅」から「横田基地」の脇を抜けるように進みます。かつて基地の北端に唯一のトンネルがありましたが、撤去され、八高線には一つもトンネルがなくなりました。

(現在)(1970年代)

※横田基地に離着陸する米軍機によって落下した部品から線路を守る事を目的に造られたようです。

「日光千人同心街道」歩きの時、八王子から「東福生駅」を経由、基地の脇を通り、「箱根ヶ崎駅」に向かいました。

「拝島駅」。

                      向こうは西武線ホーム(拝島線の終点)。

JR東日本の各線(青梅線五日市線八高線の3路線)と、西武鉄道の拝島線の2社4路線が乗り入れている。JR線と西武線の連絡改札は設置されておらず、乗り換えにはそれぞれの改札を通過する必要がある。

「青梅線」。※青梅街道歩きの時に利用しました。

「五日市線」。「五日市街道」で利用しました。

「西武拝島線」。

JR東日本の駅に乗り入れている路線のうち青梅線を所属線としている。五日市線は当駅が起点で、一部列車は青梅線・立川駅方面へ乗り入れている。また西武拝島線は当駅が終点であり、「SS36」が付与されている

南口が昭島市、北口が福生市に面している。コンコースに設置されているステンドグラス(原画制作・監修 ルイ・フランセン)は「多摩川の清流=豊かで清らかな水の流れ」を共通テーマとしつつ、南口側が「アキシマクジラ」、北口側が「七夕まつり」などをモチーフとしている

               

               

             

「多摩川」。

多摩川

山梨県東京都神奈川県を流れて東京湾へ注ぐ一級河川。下流は東京都神奈川県の都県境となっており、全長138km流域面積1,240km2

万葉集』所載の東歌に「多麻河」が登場する。835年に朝廷が発した官符では、丸子の渡し近傍をもって「武蔵国石瀬河」と呼称されている。上流の「丹波川(たばがわ)」との近似はよく言われることである。江戸時代には同音の字を使って玉川(たまがわ)の名が使われることが多かった。そのため、現代でも玉川の名は、玉川上水二子玉川駅といった施設名や地名などに多く残る。

名称の由来

  • 最も有力であるのは山梨県丹波山地域から起こったという説である。そこから上流の川の名である「丹波川」(たばがわ)が生まれ、人が上流部から中流部へ移動することと伴い、転訛して「たまがわ」となった。「タバ」とはアルタイ語族祖語で「」を指す言葉で、多摩川の場合は丹波山峠を指すと言われる。また、中流部の人が「タバ」から流れてきたこの川を「タバ川」と呼ぶ可能性もあると見られる
  • 「タマ」とは「霊魂」のことで、つまり多摩川は「霊力をもつ川」「神聖なる川」である。武蔵国総社である大國魂神社の近くを流れ、のための聖水を提供していたことから名付けられたと言われる水神が取り憑く神聖な川から来た説もある。また、昔にこの地に定住していた部族が国魂神を信仰していたため、神聖な地として「霊の郡」(たまのこおり)、神聖な川として「霊の川」と呼ぶようになったという説もある
  • 「タマ」とは「玉石・美しいもの・優れているもの」を指す言葉で、この川の流れが「玉のように美しくきれい」であることから、「玉川」と名付けられた
  • 「タマ」とは「渟り」(たまり)から一部が脱落した言葉である。水の欠乏に悩んだ古代人は多摩川の大きさに驚いて、「溜まれる水」と賛嘆したことに由来する
  • 「タマ」とは「田間」、つまり「水田が広がっている所」のことで、「埼玉郡」「児玉郡」と同源である。ただし、この説では「多摩郡」の名前が先で、そこを流れる川として「多摩川」の名前が出たと見られる

※万葉集中の歌 多摩川に さらす手作り さらさらに 何そこの児の ここだかなしき 《東歌》

多摩川の水にさらして作る麻の布のように、さらさらに(ますます)あの子が愛しく思えるのはなぜなんだろう。

「小宮駅」。

かつてはJR貨物の駅でもあったが、1997年3月に貨物列車の設定が廃止された。駅に隣接して秩父セメント(現・太平洋セメント)のセメント包装所があり、施設への専用線もあった。そのため秩父鉄道から寄居経由で当駅までセメント輸送が行われていた。

                

           

「北八王子駅」。

2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員6,960人。他の路線への乗り換えがない「八高線」単独駅では最も多い。

「秋川」。                     

東京都西多摩郡檜原村の西端、山梨県との県境にある三頭山の山腹にある都民の森のブナの路(登山道)沿いを流れる三頭沢が源流である。少し下流には三頭大滝があり、周囲は整備されている。檜原街道に沿って蛇行しながら東へ流れ「数馬」集落を抜け、「笹平」地区で北に流れを変え檜原村本宿で北秋川を合わせる。あきる野市を東へ流れ、あきる野市、八王子市福生市昭島市の4市の境界付近で多摩川に合流する。

上流から、あきる野市の山田大橋までは渓谷を刻んでいて、キャンプ場などの施設が多い。下流の五日市の街辺りには比較的広い河原があり、田園が広がる箇所もある。山田大橋より下流は、川沿いに道が整備されている。

「八王子駅」に近づきます。

「八王子~川越」。

川越行きの折り返し電車。

「上野~高崎~八王子」とJR高崎線・八高線をぐるっと回った列車旅もここから中央線で帰途につきます。


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