安曇野市の自宅は、ほぼ60年前の昭和34年(1959年)に父が建てたものですが、近年、特に水回りが機能しないのでリフォームを行いました。リフォーム記録として残しておきます。
問題箇所は、次のとおりでした。
①電気温水器(1994年設置)の使い勝手がよくなく、シャワーがすぐに使えず温度調節もうまくいかないこと
②水道の配管が機能せず、台所でお湯が出ないこと
③風呂が狭く、冬は寒いうえに、洗濯機を風呂の中に置いてあること
④電気容量が小さく、配線もしてないので必要な部屋にエアコンを設置できないこと
⑤床下に大きな空間が空いているにもかかわらず断熱が一切ないので寒いこと
さらに、安全を考慮して、ガス調理器具からIH(電磁調理器)に変更すること
以上のことに対応して、次の工事を行いました・
・エコキュート設置、給排水管更新、電源の容量増加、エアコン用コンセント3箇所設置
・浴室:ユニットバス設置(TOTO)、洗面化粧台新設、洗濯機置き場新設、建具交換
・台所:シンク入替え(クリナップ)、IHヒーター
・床下断熱改修(硬質ウレタン吹付施工)
(エコキュート)
エコキュート。コンクリート製の台は、前のものを利用。
(洗面所、洗濯機置き場、浴室)
浴室の手前に洗面所と洗濯機置き場を設置。そのドアです。
洗面化粧台。幅が狭いですが、シンクが深くて使いやすい。
洗面化粧台の反対側には洗濯機置き場。前は風呂の洗い場に置いてありました。このスペースを生み出すために洋間が狭くなりました。
風呂はTOTO製。シャワーを含めて具合よいです。
小さい窓しかとれませんでした。手前の壁の反対側には、サンルーム(洗濯物の干場)の壁があって、窓をとることができませんでした。
(キッチン)
クリナップ社製のシンクを入れました。古い家なので天井が低いのですが、それに対応した製品がありました。
IH(電磁調理器)。お湯はすぐに沸きます。
(エアコン用コンセント)
自分の部屋にエアコンを設置するために取り付けました。配線が長くなりました。
(扉の変更)
居間から廊下へ出る扉です。洗面化粧台用の部屋を作ったので、それに対応した建具にしました。具合よいです。
目に見えない水道の配管や電源容量のアップ、床下の断熱に費用がかかりました。広い家は必要ないので、取り壊してごく小さい家を建てようかとも考えたのですが、高齢の父に配慮して新築は見送りました。既に手すりの設置など高齢者対応は行ってあるので、残るのは屋根の改修ですが、将来的にどうするか考えて対応するつもりです。