松本市郊外の梓川にジャズ喫茶「アンの家」がこの5月にオープンしたので、出かけてきました。安曇野市の自宅から車で30分ほどですが、お店の前をうっかり通り過ぎてしまい、わからなくなり、電話をして店主の宮坂さんに迎えにきてもらいました。店内は15坪あって広く、ピアノに加え、スピーカー、アンプ類などが2セット分どーんとおいてあり、入店とともに圧倒されました。
マスターは、1950年代、60年代のジャズがお好きで、チャーリー・パーカーやレスター・ヤングが好みだそうです。オーディオやジャズの趣味から、第二の人生としてジャズ喫茶をオープンされたそうです。昼間は音量を絞り気味のようなので、次回は夕方訪れて大きめの音量でレコードを聴かせてもらうつもりです。
大きくて立派な蔵の一階がお店です。
真ん中あたりにあるお店の入口
ジャズ用がアルテック、クラシック用がロジャースのスピーカーです。入店時はクラシックがかかりロジャースの方から音が出ていました。アンプはデンオンでしたが、クラシック用のようです。
少し離れたところからスピーカーなど。梁が立派ですごい作りです。
入口を入ってすぐ左手に置いてあるピアノ。開店記念ライブも催したそうで、これからもライブを開催したいそうです。
カウンター席と厨房。
入口と反対側の壁にそってレコード棚が置いてあり、約2000枚のレコードを収納しています。ジャズの他にクラシックも相当数ありました。また、その上の壁にはモダンジャズの名盤が飾ってあって、目を楽しませてくれます。
ボックス物がたくさんあって宮坂さんの趣味が窺えます。キイ・ノート、コモドア、チャーリー・パーカー、JATP、モザイク各種など揃っています。
こちらは、厨房の横に備えられたオーディオ類です。ジャズ用のようで、これでアルテックのスピーカーを鳴らします。
プレーヤー
マッキントッシュ、コントロールセンターとあります。
こちらは、マッキントッシュのCDプレイヤー。
パワーアンプ。マッキントッシュMC7300
ビル・エヴァンスの「Portrait In Jazz」をかけてくれました。そう大きな音量ではありませんが、低音から高音まで芯のある音がきちんと遠くまで届いてきていました。音量を絞ると、主楽器以外のベースやドラムスは、鳴りが悪くなるのが普通ですが、こちらの装置はそういうことはなく、すごく感心しました。
珈琲はベンチプレスです。くるみのケーキもいただきましたが、どちらも美味しく、女性にも好評だろうと思いました。
【アンの家】