高ボッチ山と鉢伏山ハイキングの続きで、(2)では鉢伏山の様子を記します。高ボッチから鉢伏山山頂のすぐ下まで舗装道路が通じているので、山頂へ行くだけなら短時間でいけます。扉温泉からのルートなど、他に登山ルートもあるので、季節をかえて、歩くのもよさそうでした。眺望ももちろん楽しめます。
【駐車場~鉢伏山山頂】
鉢伏山荘。鉢伏山荘は、高ボッチ高原、鉢伏山で唯一の宿泊施設で、営業は、5月中旬から11月上旬。
鉢伏山荘の有料駐車場。1台停まっていました。高ボッチ・鉢伏山の駐車場には、県外ナンバーの車が多く停まっていて、写真愛好家を中心に全国的に人気がありそうでした。
登山口の表示
ここを少しいって右折して山頂を目指します。
左へ行くと、前鉢伏山、まっすぐだと扉温泉へ通じています。ここで、右折。
扉温泉登山口まで、4.5kmの表示。
緩い傾斜を上ります。
右側からの風が強く、ススキがなびいていました。
途中山頂へのコースから左折して、展望台のあるところに行ってみました。
ベンチが設けられていました。
前鉢伏山方面。
美ヶ原が前面に広がります。
下りてきて山頂を目指します。
右手には、建物が二つ見えます。既に使っていない様子でした。
右へ行くと、歌碑を経て山頂です。歌碑は帰りに寄ってみることにしました。
平らになってきて山頂付近です。
【鉢伏山山頂】
標識。鉢伏山は信仰の山で、麓には牛伏寺があります。
鳥居と祠がありました。
登山道から左手に踏み跡があったので、行ってみました。
山岳信仰の山なので、石仏などがいくつもありました。
山頂の表示。
展望台がありました。
雲がきれてきて、松本市街がよく見えました。
諏訪湖方面もよく見えます。
【鉢伏山山頂~駐車場】
戻ります。
左に折れて、歌碑を観に行きます。
方向にもよりますが、美ヶ原を展望しながら降りていきます。
これが歌碑かと思い近づいてみましたが、違っていて、信仰関連の石碑のようです。
若山牧水と喜志子の歌碑。
「鉢伏の山に朝日さしまろやかに 降りつみし雪はよべふりしとふ」牧水
「常念の峰にゐる雲しばしだに 晴れよとまちて時たちにけり」喜志子
「牧水の歌は、大正十四年春四月松本より塩尻に向う車中にて、鉢伏山に昨日降ったばかりの雪に、朝日のさしているのを歌ったものであり、喜志子の歌は、昭和二十八年五月末欠の湯から西常念の峰を眺めて歌ったものである。」とありました。(解説から)
駐車場に到着。車が一台増えていました。
駐車場から少し下ってきたところからの、鉢伏山全景。