安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジョニー・ハートマン LIVE AT SOMETIME

2018-11-04 20:06:16 | ヴォーカル(E~K)

スターバックス長野駅前店に11月1日に寄ったら、昨日までのハロウィーンに代わり、店内全てがクリスマス一色になっていて、飲食業界の気の早さに改めて驚きました。コーヒーは「クリスマスブレンド」、ケーキは「ブッシュドノエル」、音楽は「ホワイトクリスマス」とクリスマス一色です。ビング・クロスビーの歌声が流れていて、たまには男性歌手もいいなと、ハートマンのライブ盤を取り出しました。

JOHNNY HARTMAN (ジョニー・ハートマン)
LIVE AT SOMETIME (TRIO 1977年録音)

   

ジョニー・ハートマン(vo, 1923年~83年)は、魅惑的なバリトンヴォイスでソフトにささやくように歌う、クールで知的な歌手といってよく、僕は結構好きで、主なアルバムは持っています。これは、3度目の来日時の1977年10月13日に、吉祥寺のジャズクラブ「サムタイム」でライブ録音されたものです。

伴奏は、ローランド・ハナ(p)、ジョージ・ムラーツ(b)という名手が務めています。歌に寄り添うプレイで、最近よく聴かれる長々とした器楽ソロはとらず、必要にして簡潔な伴奏ぶりで歌手を盛り立てています。ただし、ハナとムラーツですから、ソロをもっと聴きたかったお客様もいたことと思います。

曲はスタンダードです。「Feelings」、「The Way We Were」(追憶)、「Send in The Clownds」、「Little Girl Blue」、「Sometimes I'm Happy」、「Summertime」、「Sposin'」、「My Foolish Heart」(愚かなり我が心)、「On A Clear Day You Can See Forever」(晴れた日に永遠が見える)の9曲。「Feelings」(フィーリング)は、日本でもハイファイ・セットが歌っていたおなじみの曲です。

ハートマンは、バラードを中心として、リラックスして気持ちを落ち着かせてくれるヴォーカルを聴かせてくれます。豪華な伴奏つきのライブで、当夜のお客様の得も言われぬ満足した顔が目に浮かぶようです。ハートマンの新しいレパートリーの「Feelings」や「The Way We Were」などが収録されたことも特筆すべきことです。しみじみと歌う「My Foolish Heart」、やや早いテンポで軽くスイングする「Sposin'」などと、最後まで素晴らしい。

【2018年11月1日のスターバックス・コーヒー長野駅前店】

お客様はコート姿で、既に冬本番という感じです。

先ほどまで、手前の大きな机はパソコンを操作する人で一杯だったのですが、申し合わせたように一斉に帰りました。

自分のパソコンを開いたところです。コーヒーはクリスマスブレンドです。

ブッシュドノエルを注文。

スターバックスコーヒーのホームページですが、クリスマス仕様になっています。

 新発売の飲み物「クリスマス ストロベリー ケーキ フラペチーノ」。飲んでみてくださいと、いただきました。ひたすら甘い味でした。