安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

シャーマン・アービー「WORK SONG」と千葉県産の落花生「おおまさり」の話題

2020-02-12 20:04:14 | アルト・サックス

千葉県に住む知人から特産品である落花生をいただきました。「おおまさり」という品種は大粒で、茹でてあり柔らかく、食べ応えのあるものでした。固くないことと、飽きの来ない味付けなので、どなたにも喜んでもらえそうです。味のあるアルトサックスを。

SHERMAN IRBY (シャーマン・アービー)
WORK SONG -DEAR CANNONBALL (BIRDS 2008年録音)

   

このCDは、出された当時スイングジャーナル誌選定ゴールドディスクに選ばれているので、知っている方も多いと思います。僕は全く知らなかったのですが、先月、旭川のジャズ喫茶「アベル」で初めて聴いて、内容が充実して、しかも楽しいので入手したものです。

メンバーは、シャーマン・アービー(as)、ラリー・ウィリス(p)、バスター・ウィリアムス(b)、ビクター・ルイス(ds)。アービーは、1968年アラバマ州生まれ、同地で大学卒業後活動し、1994年にニューヨークに移り、ブルーノートレーベルに2作録音。マーカス・ロバーツやロイ・ハーグローヴのグループで演奏したほか、2005年に再加入したウィントン・マルサリス率いるJazz at Lincoln Center Orchestraの一員としても活躍しています。

曲は、ナット・アダレイ作「Work Song」と「Jive Samba」、ヴィンセント・ユーマンス作「Without A Song」、マイルス・デイヴィス作「Four」、ジョン・コルトレーン作「Countdown」、ディジー・ガレスピー作「A Night in Tunisia」、オスカー・ペティフォード作「Bohemia After Dark」、ジミー・マクヒュー作「I'm in The Mood For Love」、フレデリック・ロウ作「If Ever I Would Leave You」の9曲。有名曲が多いです。

キャノンボール・アダレイへのトリビュート作で、往年のファンキー・ジャズを想い起しました。シャーマン・アービー(as)のサウンドは、低域が豊かできれいに出ているなど素晴らしい。ラリー・ウィリス(p)以下のリズム陣も心得たもので、「Work Song」、「Jive Samba」や「Bohemia After Dark」と快演が続きます。コルトレーンの「Countdown」では、アイビーはアップテンポで激しいインプロヴィゼーションを繰り広げていて、こちらもすごい。

メンバーの写真。

【シャーマン・アービー・ホームページ】

shermanirby.com

略歴やディスコグラフィーが載っています。参加したアルバムが多く、びっくりしました。

【千葉県産落花生「おおまさり」など】

こちらは一般的な殻付きの落花生です。

茹でたレトルトの落花生「おおまさり」です。

ビール(ノンアルコールですが)のおつまみにいただくことにしました。

この「おおまさり」は粒が大きいので食べ応えがあります。柔らかくて、枝豆のように食べることができ、おつまみにもよいです、