安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ヴィンセント・ハーリング「THE DAYS OF WINE AND ROSES」と札幌旅行列車内の飲食の話題

2020-02-02 20:01:27 | アルト・サックス

先日の札幌旅行は、新幹線と在来線特急を使いました。往路は長野駅発7時7分、札幌駅着16時4分で、復路も同程度の時間がかかりましたが、読書やパソコン作業、さらには寝たりしているので退屈はしません。駅の売店で買い込んだ「SORACHI 1984」というビールを初めて飲んだのですが、美味しくて驚きました。美味しい曲を。

VINCET HERRING (ヴィンセント・ハーリング)
THE DAYS OF WINE AND ROSES (Alfa Jazz 1994年録音)

   

ヴィンセント・ハーリング(1964年生)は、好きなアルトサックス奏者で、ライブも3回聴いています。いまや実力、人気ともに高くて来日回数も多いミュージシャンですが、これは日本のレコード会社の企画で、人気の出つつあった時にスタンダード曲を録音したアルバム。

メンバーは、録音当時、嘱望された若手です。ヴィンセント・ハーリング(as, ss)、サイラス・チェスナット(p)、ジェシー・マーフィー(b)、ビリー・ドラモンド(ds)、ダニエル・サドウニック(per)。ジェシー・マーフィーら参加メンバーは編曲も行っています。

曲はスタンダードで、「Star Eyes」、「Body and Soul」(身も心も)、「Dearly Beloved」、「Here's That Rainy Day」、「Smoke Gets in Your Eyes」(煙が目にしみる)、「Come Rain or Come Shine」(降っても晴れても)、「The Days of Wine and Roses」(酒とバラの日々)、「Triste」、「We'll Be Together Again」の9曲。

ヴィンセント・ハーリング(as)のパワフルで情熱的な演奏でスタンダード曲が楽しめます。ボッサを取り入れた「Body and Soul」やラテンアレンジの「Come Rain or Come Shine」と編曲に工夫も見られます。そういったものも悪くないのですが、ハーリングがソプラノサックスで静かに歌い上げた「The Days of Wine and Roses」やスローテンポでメロディの美しさを際立たせた「Smoke Gets In Your Eyes」と「We'll Be Together Again」により惹かれました。

【札幌旅行の電車内など】

長野駅に入ってきたところ。これから出かけます。

大沼駅付近です。

新函館北斗駅で買った「サッポロクラシック」。これを飲むと北海道に来たんだという気持ちになります。

帰りも新函館北斗の売店で買い込みました。復路は2日目に札幌で合流した友人と一緒です。

この「SORACHI  1984」というビールを僕は今回初めて飲んだのですが、既に2019年4月にサッポロビールから発売されていたようです。香りがよく、いわゆるエールビールの舌触りもあり、結構気に入りました。

今回目立ったデザートを食べなかったので、旅の終わりにアイスクリームも購入。

電車内の夕食は、カツサンドにしました。

カツサンドを大雪山の天然水とともにいただいているところです。いい旅でした。