長野駅前のスターバックスコーヒーに寄ったら、『ケーキの「焼き栗モンブラン」が人気があって、当店には当分入ってこないようなので、今食べてみてください」と言われたので、初めて注文しました。クリームに甘さがあり、中には焼いた栗も入っていて栗が堪能でき、人気商品であることがうなづけました。入荷が難しくなっているレコード会社のCD。
DAVID HAZELTINE (デヴィッド・ヘイゼルタイン)
FOUR FLIGHTS UP (Sharp Nine 1995年録音)
デヴィッド・ヘイゼルタイン(p, 1958年生)は、派手さのない堅実なピアニストといっていいと思うのですが、よくスイングしてシダー・ウォルトンに似たところのあるプレイは、僕は結構好きで何枚か拙ブログでも取り上げました。今回は、彼の初リーダー作です。
メンバーは、デヴィッド・ヘイゼルタイン(p)、スライド・ハンプトン(tb)、ピーター・ワシントン(b)、レイ・アップルトン(ds)。ミルウォーキーで演奏していたせいもあり、ヘイゼルタインは、この初リーダー作の録音時は37歳でした。スライド・ハンプトンは、その時ヘイゼルタインが参加していたビッグ・バンドのリーダーです。
曲は次のとおり。
1 I Shoud Care (Alex Stordahl)
2 Betcha By Golly Wow (Thom Bell)
3 You Stepped out of A Dream (Nacio Herb Brown)
4 Ann's Mood (Devid Hazeltine)
5 Pentimento (Devid Hazeltine)
6 Four Flights Up (Devid Hazeltine)
7 Every Time We Say Goodbye (Cole Porter)
8 Air Conditioning (Charlie Parker)
9 Confluence (Devid Hazeltine)
ヘイゼルタインの自作が4曲あります。「Betcha By Golly Wow」は、ソウルグループのスタイリスティックスのヒット曲です。
ピアニストのリーダー作ですが、トロンボーンを加えたカルテット編成というのが珍しい。スライド・ハンプトンに見いだされて、彼のバンドに加わっただけに、ボスを迎えたといった感じでしょうか。ハンプトン(tb)が加わったものでは、トロンボーンの特質を生かしたバラード「Every TIme We Say Goodbye」がよい。ヘイゼルタイン(p)のプレイでは自作の「Pentimento」が途中倍のテンポを刻むなど小気味よく、「I Shoud Care」といったスタンダード曲ではシングルラインの長いソロをとっています。ピアノの音色が美しいのも特徴。
左がヘイゼルタイン(p)、右はスライド・ハンプトン(tb)。ジャケットから。
【デヴィッド・ヘイゼルタイン ホームページ】
【Sharp Nine Records ホームページ】
最近は更新がなく、新規録音も行われていないようです。
【スターバックスコーヒーの長野駅前店と焼き栗モンブラン】
外観
アイスコーヒーと焼き栗モンブランを注文。
栗の形をしていて、造形的にもよくできています。
中を出してみたところ。クリームや栗そのものが入っています。アイスコーヒーにもあって、美味しくいただきました。
(別の日のスターバックス安曇野店)
店内
コーヒーとフランス産アップルのタルト
フランス産アップルのタルトもスイーツとして悪くないのですが、ショーケースを見ると焼き栗モンブランの方が圧倒的に人気があるようでした。