安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

トニー・ベネット「BENNETT / BERLIN」と「スターバックスコーヒー 信州善光寺仲見世通り店」の話題

2020-09-17 20:00:06 | ヴォーカル(S~Z他)

昼休みに善光寺まで散歩に出かけ、今年の春に開店した「スターバックスコーヒー信州善光寺仲見世通り店」に初めて入りました。間口は狭いですが店内は広々とした空間で、驚くことに二階には和室が設けられていました。善光寺門前に相応しく、落ち着けるよいお店です。落ち着いた歌唱を。

TONNY BENNETT (トニー・ベネット)
BENNETT / BERLIN (Columbia  1987年録音)

   

トニー・ベネット(vo, 1926年生)は、2018年にダイアナ・クラールとの共演作「Love is Here to Stay」を出すなど、90歳を超えても活躍しているのは驚異的です。本作は、1987年のリリースで、作曲家のアーヴィング・バーリン作品集です。

伴奏は、ラルフ・シャロン(p)、Paul Langosch(b)、ジョー・ラバーバラ(ds)、曲によりゲストとして、デクスター・ゴードン(ts)、ディジー・ガレスピー(tp)、ジョージ・ベンソン(g)が参加。この3人のソロが聴けるのも本作の魅力の一つです。編曲は、トニー・ベネット自身が行っています。

曲は次のとおり。

1  They say It's Wonderful
2  Isn't This A Lovely Day
3  All of My Life
4  Now It Can Be Told
5  The Song is Ended
6  When I Lost You
7  Cheek to Cheek
8  Let Yourself Go
9  Let's Face The Music and Dance
10  Shakin' The Blues Away 
11  Russian Lullaby
12  White Christmas
「The Song is Ended」や「Cheek to Cheek」といった有名曲ばかりでなく、「All of My Life」や「Now It Can Be Told」、「Shakin' The Blues Away」といった僕には珍しい曲が入っていて、バーリンの曲を知ることができるのも特長です。

トニー・ベネット(vo)は、ポピュラー畑の歌手だと思っていますが、本作は編曲、伴奏のせいもあって、かなりジャズっぽいです。中でもジョージ・ベンソン(g)の凄腕のソロが入り、ベネットも乗っているアップテンポの「Cheek to Cheek」が白眉。ピアノトリオをバックにベネットが楽しげにスイングし、口笛も披露している「Isn't This A Lovely Day」やベネットが優しげに歌いデクスター・ゴードン(ts)のソロも入る「White Christmas」も素晴らしい。

【スターバックスコーヒー 信州善光寺仲見世通り店】

住所:長野県長野市元善町483
電話:026-217-0653
ホームページ:信州善光寺仲見世通り店 (スターバックスコーヒーのホームページの店舗のページです)

仲見世に入っていきます。

善光寺本堂に向かって右手にお店はあります。

一階の様子。入口から入ったあたりです。

二階への階段を上ります。

階段を上りきった左側。席と壁画が見えます。

突き当りには障子。

右手には和室があり、掘りごたつが設えてありました。びっくりしました。腰かけてゆっくりできそうです。

壁画の下あたりに腰かけました。

本日の注文は、アイスコーヒーです。

座った席から二階全体。左側の席に沿った床は、石畳を模したデザインのようです。

天井は梁を見せています。

階段を下りていきます。スターバックスには、こういった地域の特色を取り入れたデザインのお店があるようです。善光寺方面にきたら休憩に良さそうなお店です。