安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジャック・マクダフ「THE HONEYDRIPPER」と小木曽製粉所梓川店の蕎麦の話題

2020-09-27 19:31:34 | ヴァイブ、オルガン他

小木曽製粉所梓川店に入り、昼食に蕎麦を食べました。イカとナスの天ぷらもいただきましたが、リーズナブルでした。同製粉所の長野駅前や安曇野店に入ったことがありますが、梓川店の蕎麦が中では一番美味しいように思えました。小木曽製粉は、普段使いによい蕎麦屋さんです。日常聴いて楽しめるジャズを。

JACK McDUFF (ジャック・マクダフ)
THE HONEYDRIPPER (PRESTIGE 1961年録音)

   

オルガン奏者のアルバムは、ジミー・スミスやラリー・ヤングくらいしか知られていないし、ライブでもほとんど聴けないので、オルガンは日本では人気が薄いように思います。しかし、ジャック・マクダフ(org, 1926~2001年)のプレスティッジレーベルへの録音は、捨てておくともったいない気がします。

メンバーは、ジャック・マクダフ(org)、ジミー・フォレスト(ts)、グラント・グリーン(g)、ベン・ディクソン(ds)。カウント・ベイシー楽団でも活躍したフォレスト(ts)とブルーノートに多くのアルバムを残したグラント・グリーン(g)が入っていて、注目されます。

曲目は次のとおり。

1  Whap! (Jack McDuff)
2  I Want A Little Girl (Murray Mencher)
3  The Honeydripper (Joe Liggins)
4  Dink's Blues (Jack McDuff)
5  Mr. Lucky (Henry Mancini)
6  Blues and Tonic (Jack McDuff)
マクダフのオリジナル3曲とリズム&ブルースの大ヒット曲「The Honeydripper」、スタンダード2曲と飽きない選曲です。「The Honeydripper」は、オスカー・ピーターソン(p)がアルバム「NIght Train」(Verve)で演奏しています。

メンバーが繰り出すのは期待通りのサウンドやフレーズで、かなりソウルフルな演奏が楽しめます。ジャック・マクダフ(g)とジミー・フォレスト(ts)が本領を発揮した「The Honeydripper」では思わず体が揺れます。ここでは、マクダフは鋭いアタックの和音も入れて、熱演。グラント・グリーン(g)のクールなソロも素晴らしい「I Want A Little Girl」、ヘンリー・マンシー二作のテレビドラマの曲「Mr. Lucky」などと、肩の凝らない普段着のジャズが味わえます。

【小木曽製粉所梓川店】

住所:長野県松本市梓川倭913-2
電話:0263-31-5521
ホームページ:小木曽製粉所

看板

お店の外観

   

入口

   

税別ですが500円で食べられます。

店内。お客様がたくさんいたのですが、ちょうど入れ替わりのように帰っていきました。

普通盛りの蕎麦と天ぷら。

蕎麦のアップ

イカとナスの天ぷら

薬味。わさびはチュウブ入りです。