安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジョアン・チャモロ「LIVE」とcafe AROME(アローム)でランチの話題

2020-09-13 20:00:08 | ベース・ドラムス

安曇野市穂高有明にあるカフェ・アロームは、モーニングがよかった(その記事へのリンク)のですが、今度はランチに先日寄りました。3種類のメニューから、鉄板ナポリタンを注文したところ喫茶店の王道をいっている感じの品物で、美味しくいただきました。ジャズのメインストリームをいっているアルバム。

JOAN CHAMORRO (ジョアン・チャモロ)
LIVE (Jazz to Jazz 2019年録音)

   

スペインのジョアン・チャモロ(b)がリーダーとなったライブ録音ですが、このところリラックスタイムに聴いています。チャモロの教え子にスコット・ハミルトン(ts)が加わったコンボで、器楽だけでなく歌も多く聴けます。

チャモロ率いるビッグバンド「サン・アンドリュース・ジャズ・バンド」のメンバーの女性ミュージシャン3人をフューチャーしています。3人は、アルバ・アルメンゴウ(tp, as, vo)、カルラ・モティス(g, vo)、エリア・バスティーダ(vln, vo)。リーダーはジョアン・チャモロ(b)、ゲストとしてスコット・ハミルトン(ts)。

曲は次のとおり。

1  Ella y yo (Oscar Hemandez)
2  Love Your Spell Is Everywhere(Edmund Goulding)
3  Day Dream (Billy Strayhorn)
4  Doodlin' (Horace Silver)
5  Sugar (Lance Harrison)
6  Chelsea Bridge (Billy Strayhorn) 
7  Sonho Meu (Yvonne Lara Da Costa)
8  Baby It's Cold outside(Frank Loesser)
9  Eu Sei Que Vou Te Amar (A. C. Jobin)
10  A Kiss To Build a Dream On (B.Kalmar, H.Ruby & Hammerstein)
11  Sem Fantasia (Chico Buarque)
12  Ain't She Sweet (Milton Ager, Jack Yellen)
13  Meditaçao (A. C. Jobin)
14  How High The Moon (Morgan Lewis)
15  When I Fall In Love (Victor Young)
16  Baiao de quatro (Luiza Tatit, Jose M. Wisnik)
スタンダードとボサノバの曲が選曲されています。カーティス・フラー(tb)の演奏で知られている「Love Your Spell is Everywhere」やビリー・ストレイホーン作「Chelsea Bridge」を取り上げているのが嬉しい。

スイング~モダン初期のスタイルを想わせる寛いだ演奏が聴かれて、なごみタイムにとてもよいアルバム。ライブなので曲目もポピュラーです。若手の女性3人もそれぞれ頑張っていて、ギターのカルラ・モティスはバッキングとソロとなかなかよいです。スムーズな歌とハミルトン(ts)のソロが楽しめる「Meditaçao」やハミルトンの淀みないソロがかっこいい「How high The Moon」、女性陣の歌も出てくる「Love Your Spell is Everywhere」あたりが印象に残りました。

(ライナーノートから写真)

   

   

   

   

   

【cafe AROME(アローム)でランチ】

外観

メニュー。3種類から選べました。いずれもサラダとヨーグルト付きです。

サラダ。小さく切ったトマトが入っているなど内容がよかった。

鉄板ナポリタン

ウィンナーも食べ応え十分でした。

別注文のストロベリーアイスとセットのヨーグルト。

こちらのお店は、スイーツにも力を入れているようです。量の多いアイスクリームでした。

【カフェ AROME(アローム)】

住所:長野県安曇野市穂高有明8148-5
電話:0263-87-8622
ホームページ:cafe arome  (食べログのページです)