安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ホレス・シルバー「HORACE SILVER AND THE JAZZ MESSENGERS」と上越市「フルール」のケーキの話題

2020-09-24 20:14:01 | ピアノ

22日の秋分の日は、安曇野市で、畑だったところの草を草刈り機で刈るなど作業をしていました。一応終わったので、お土産としてもらった上越市高田にある「フルール」という洋菓子店のケーキをいただきましたが、まさかの美味しさで驚きました。美味しい曲が収録されているアルバム。

HORACE SILVER (ホレス・シルバー)
HORACE SILVER AND THE JAZZ MESSENGERS  (BLUE NOTE 1954、55年録音)

   

ホレス・シルバー(p, 1928~2014年)は、ジャズ界の巨匠ですが、ソロはパーカッシブな独特のスタイルなので、ピアノトリオを愛好しているファンは多くないかもしれません。しかし、管楽器入りのコンボでは、作曲の才能も示して、素晴らしい作品が多く、これはその最初期の一枚。

メンバーは、ホレス・シルバー(p)、ケニー・ドーハム(tp)、ハンク・モブレー(ts)、ダグ・ワトキンス(b)、アート・ブレイキー(ds)。1950年代、60年代に大活躍したおなじみのミュージシャンばかりです。

曲は次のとおり。

1  Room 608
2  Creepin' in
3  Stop Time
4  To Whom It May Concern
5  Hippy
6  The Preacher
7  Hankerin'
8  Doodlin'
ハンク・モブレー作「Hankerin'」を除いて、あとの7曲は、ホレス・シルバーが作曲したものです。思わずハミングしたくなるような親しみやすいメロディの曲が多い。

先日のまつもと街なかジャズフェスで、竹内直がリーダーの「Old & New Dream  Jazz Orchestra」(その記事へのリンク)が、ホレス・シルバー作曲の2曲(「Jody Grind」と「The Preacher」)を演奏しましたが、それがよかったので、このアルバムを改めて聴きました。バップにゴスペルの味を加えたシルバーのオリジナル曲をスインギーに演奏している本作品は、ジャズクラシックです。「Room 68」、「Hippy」、「The Preacher」、「Doodlin'」と、時間の経つのも忘れて聴き入りました。

   

キングから出された日本盤レコードとLiberty社から出された擬似ステレオ盤をもっています。こちらは擬似ステレオ。

安曇野市の自宅で聴いているところ。

擬似ステレオ盤です。

【上越市「フルール」のケーキなど】

住所:新潟県上越市本町5-4-5  あすとぴあ高田1階
電話:090-4710-5404
ホームページ:パティスリー・フルール(facebookです。)

これでもかなり刈りました。

シフォンケーキと珈琲。シフォンケーキは、フルールのもの。珈琲は可否茶館のものを挽いて抽出しました。

シフォンケーキアップ。香りも漂い、実によいシフォンです。

品物と一緒に入っていたショップカード。

珈琲。まずまずでした。

実は、チョコレート主体のケーキ「オペラ」もいただいたのですが、しっとりとして甘さほどほどで、最高でした。オペラはすぐ食べてしまい、写真を撮らなかったので、ネットからお借りしました。

上越市ならそう遠くないので、「パティスリー・フルール」へケーキを買い行こうと考えています。