東急ホテルズのPR誌「COMFORTS OFF TIME」の2020年Autumn号の特集は、「富士に魅了される旅」です。静岡県から見た富士山について記載されていましたが、東海道新幹線の車窓から見た富士山の均整のとれた姿は忘れられないので、そのあたりが最もきれいに見える場所なのかもしれません。きれいで清潔感が感じられる歌を。
JERI SOUTHERN (ジェリ・サザン)
WHEN YOUR HEART'S ON FIRE (DECCA 1956年録音)
ジェリ・サザン(1921~91年)は、クラシックのピアノと声楽を学び、1940年代後半にシカゴのクラブに出演し初め、51年に録音した「You Better Go Now」でヒットを飛ばし、知られるようになります。知的でクールですが、その中に温かさもあって、今でもたまに彼女のアルバムを聴きます。
メンバーは、ジェリ・サザン(vo)、編曲と指揮がトゥーツ・カマラータで、ストリングスを含むバンドが伴奏をしています。
曲は次のとおり。
1 Smoke gets in Your Eyes
2 Can I Forget You
3 Little Girl Blue
4 I Remember You
5 He was Too Good To Me
6 You're Driving Me Crazy
7 You Make Me Feel So Young
8 Someone to Watch Over Me
9 Autumn in New York
10 My Ship
11 No More
12 Let Me Love You
「Smoke Gets in Your Eyes」(煙が目にしみる)や「Autumn in New York」(ニューヨークの秋)などスタンダード曲がほとんどですが、「No More」は、トゥーツ・カマラータがジェリ・サザンのために作った曲です。
秋の季節に相応しい一枚です。ストリングスをバックに、ジェリ・サザンはしっとりとしながら感情過多にならず、時に優しく、時に力強く歌い上げています。有名旋律をたっぷりと聴かせてくれる「Smoke Gets in Your Eyes」、切々と歌った「Can I Forget You」、アップテンポで演奏されることが多い曲ですが、バラード扱いとしている「I Remember You」、スローバラードで感情を込めた「Someone to Watch Over Me」、クルト・ワイルが書いた旋律の美しさがよくわかる「My Ship」などなど、ゆったりとした気分になりました。
ジャケットの裏面。今回聴いたのはCDです。
【東急ホテルズPR誌 COMFORTS OFF TIME 2020年Autumn】
表紙は、葛飾北斎「甲州三嶌越」。
「富士に魅了される旅」を特集しています。
このページでは、右上の写真が素晴らしく見とれました。
富士周辺のグルメや観光スポットの紹介。ポーラ美術館は一度訪れてみたい。
このページでは、初めて「忍野八海」というものがあるのを知りました。
富士山三島東急ホテルの紹介。
続いて白馬東急ホテルの紹介。今回は、リゾートホテルに焦点を当てています。
蓼科東急ホテルの紹介。白馬も蓼科も自宅からは近くて宿泊する場所ではないと考えていましたが、登山にも使えるので、一度泊まってもいいような気がしています。