春めいて近くの山へは行きやすい季節になってきました。今シーズンは、山へ行く機会はそう多くないかもしれないので、山小屋へ泊まり1泊2日の行程を組めればと考えています。それに役立ちそうな仲川希良著「山でお泊り手帳」という本があったので購入しました。明るく楽しい中身です。ジャズも明るいものを。
CORY WEEDS (コリー・ウィーズ)
O SOLE MIO! music from the motherland (CELLER LIVE 2019年録音)
カナダのコリー・ウィーズ(as)によるイタリアをテーマにした「オー・ソレ・ミオ」がなんとも明るく楽しい出来栄えで、春めいてきた陽気に相応しいので、大きめの音量で聴きました。素材として、イタリア民謡やイタリア系のミュージシャンが書いた曲を演奏しているアイデアも面白い。
メンバーは、コリー・ウィーズ(as)、エリック・アレキサンダー(ts)、マイク・ルドン(Hammond B3 organ)、ピーター・バーンスタイン(g)、ジョー・ファンズワース(ds)。豪華なメンバーで、オルガントリオをバックに各人のソロが楽しめます。エリック・アレキサンダーが入っているのにはちょっとびっくりしました。
曲は次のとおり。
1 O Sole Mio (Eduardo Di Capua)
2 Mr. Lucky (Henry Mancini)
3 Speak Softly Love 【Theme from The Godfather】 (Nino Rota)
4 On The Stairs (Pat Martino)
5 Estate (Bruno Martino)
6 Chick's Tune (Chick Corea)
7 Torna A Sorriento (Ernesto de Curtis)
8 Moody Blues (Dodo Marmarosa)
9 Whims Of Chamber (Paul Chambers)
1の「オー・ソレ・ミオ」、7の「帰れソレントへ」、3の「ゴッドファーザー愛のテーマ」はよく知られています。パット・マルティーノ、チック・コリア、ドド・マーマローサのものは、作曲者以外が取りあげるのは珍しいかもしれません。
コリー・ウィーズ(as)によるイタリア民謡の「オー・ソレ・ミオ」や「帰れソレントへ」のジャズ化は、うまくはまっていて楽しく、その旋律は青空に輝く明るい太陽を想起させます。「Speak Softly Love」(ゴッドファーザー愛のテーマ)やジャズオリジナルの「On Tha Stairs」、「Chick's Tune」における熱いハードバップ演奏に興奮させられますが、マイク・ルドン(org)やエリック・アレキサンダー(ts)、ピーター・バーンスタイン(g)のソロを聴いていると、ニューヨークのジャズクラブに行ったかのような気分になります。
【コリー・ウィーズ・ホームページ】






日焼け、虫除けの対策について記されています。女性ばかりでなく、男性にも役立ちます。


