安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジョン・ディ・マルティーノ「PASSION FLOWER」と手土産にいただいたお菓子の話題

2021-03-25 19:28:00 | ピアノ

3月下旬になり、就職や転勤、退職などに関連して、来訪者があったり、逆に出かけたりしています。その際、手土産のお菓子をいただいたり、持っていったりしていますが、先日、いただいた「伊那のまゆ」や「遠山栗」をお茶とともに楽しみました。お茶でも飲みながら聴きたいジャズ王道作品。

JOHN DI MARTINO (ジョン・ディ・マルティーノ)
PASSION FLOWER (Sunnyside 2019年録音)

   

ジョン・ディ・マルティーノ(p, 1959年生)の新作が2020年に出ていたので、購入しました。副題が「The Musci of Billy Strayhorn」で、ビリー・ストレイホーン曲集です。好きな曲が入っているのに加え、エリック・アレキサンダー(ts)が加わっているので、興味を覚えました。

メンバーは、ジョン・ディ・マルティーノ(p)、エリック・アレキサンダー(ts)、ボリス・コズロフ(b)、ルイス・ナッシュ(ds)。Raul Midon(vo)が「Lush Life」に歌手として加わっています。充実したメンバーで、ストレイホーンの名曲がどのように演奏されているか期待が高まります。

曲目は次のとおり。

1  Johnny Come Lately
2  Lush Life
3  Rain Cehck
4  Star-Crossed Lovers
5  Isfahan
6  Chelsea Bridge
7  Daydream
8  Passion Flower
9  U.M.M.G
10  Blood Count
11  Take The A Train
12  A Flower is A Lovesome Thing
13  Absinthe
14  Lotus Blossom
全てビリー・ストレイホーンの作曲したものです。初演はデューク・エリントン楽団によって行われているものばかりだと思います。

ジョン・ディ・マルティーノ(p)に加えエリック・アレキサンダー(ts)が素晴らしく、なかなか良い作品。アレキサンダーのテナーサウンドの素晴らしさが「Johnny Come Lately」から発揮され、「Star-Crossed Lovers」や「Chelsea Bridge」におけるバラードプレイにも引きこまれます。マルティーノも「A Flower is A Lovesome Thing」や前記のバラードで美しいタッチを披露。汽笛のようなアレキサンダーのイントロから各人のアドリブが続き、テーマが後で出てくる「Take The A Train」も面白い。曲、演奏に品格と情緒が感じられました。

   

ジャケット裏面にあるメンバーの写真。

【ジョン・ディ・マルティーノ・ホームページ】

johndimartino.com

詳しいホームページです。

【いただいたお菓子】

(伊那のまゆ

製造販売:越後屋菓子店

ホームページ:越後屋菓子店 | 信州伊那谷銘菓 伊那のまゆ

 

立派な箱に入っていました。

まゆ(繭)に似せてある形と包装です。

生クリームを最中の皮に詰めて、チョコレートをコーティングしてあります。

個包装を開いたところ。チョコレートがかかっていますが、形は繭のようです。以前から好きなお菓子です。

(遠山栗)

製造販売元:いとうや

ホームページ:和菓子・飯田・いとうや (iida-itouya.co.jp)

包装紙。

遠山栗

お茶とともにおやつにいただきました。形が栗のようです。

甘露煮した栗を1粒まるごと入れて、この栗をあんで包み、それを麦焦がしの風味の生地で包み素朴に焼いたものだそうです。これも好きなお菓子です。こちらのお店では、「大名きんつば」も有名です。