長野市の自宅近くのドトールコーヒーに入ったら、春フェアが行われていてケーキなどの新商品が入っていました。さっそく、京都府産宇治抹茶のミルクレープをいただきましたが、抹茶の香りも漂い春めいた明るい気分にさせてくれました。明るい気分漂うピアノトリオを。
JEFF HAMILTON (ジェフ・ハミルトン)
CATCH ME IF YOU CAN (CAPRI 2019年録音)
ジェフ・ハミルトン(ds, 1953年生)は、自己のトリオとクレイトンハミルトンビッグバンドを中心に活躍を続けているドラマーですが、ジェフ・ハミルトン・トリオで発表するアルバムは、穏やかで心地よいものが多く好みです。これもそういった一枚。
メンバーは、ジェフ・ハミルトン(ds)、タミール・ヘンデルマン(p)、ジョン・ハマー(b)。ベーシストは、クリストフ・ルディからジョン・ハマーに交替し、彼の加入によって、トリオの演奏にグルーヴィーさが増した気がします。ヘンデルマンは一度聴いたことがありますが、ヴァーチュオーゾタイプの好きなピアニストです。
曲は次のとおり。
1 Make Me Rainbows (John Williams)
2 Helens Song (George Cables)
3 Catch Me If You Can (Tamir Hendelman)
4 The Pond (John Von Ohlen)
5 Lapinha ( Paulo Cesar Pinheiro, Baden Powell)
6 The Barn (Jon Hamar)
7 Bucket O' Fat (Jon Hamar)
8 Bijou (Ralph Burns)
9 Big Dipper (Thad Jones)
10 Moonray (Paul Madison, Artie Quenzer, Artie Shaw)
ジョージ・ケイブルズやサド・ジョーンズらのジャズオリジナルにメンバーの自作曲3曲と、やや渋いながら「Lapinha」、「Bijou」、「Moonray」といった有名曲も収録。
繊細かつよくスイングするジェフ・ハミルトンのドラミングが印象に残る佳品。「The Pond」はハミルトンの先生でドラマーのJohn Von Ohlenが書いたもの静かなバラードで、ヘンデルマン(p)のサウンドが美しい。このアルバムは、そのOhlenに捧げられています。「Lapinha」はセルジオ・メンデスとBrasil 66が歌ったボサノヴァで、ハミルトンのブラシの妙技が冴え渡ります。よいオーディオ装置がほしくなるトラックです。「The Barn」はジョン・ハマー(b)作のグルーヴィーな曲で彼のプレイをフューチャー、「Moonray」におけるヘンデルマンとハマーのやりとりにも注目。
ジャケットにあるトリオのメンバーの写真。左から、タミール・ヘンデルマン(p)、ジェフ・ハミルトン(ds)、ジョン・ハマー(b)。
【ジェフ・ハミルトン・ホームページ】
Jeff Hamilton Jazz Drummer – Welcome to my online ome!
バイオグラフィーやディスコグラフィー、スケジュールなど、アップデートされているホームページです。
【ドトールコーヒー若里店(長野市)】
お店の外観。
春フェアのお知らせ。
ショーケース内のケーキ。
京都府産宇治抹茶のミルクレープとアメリカン珈琲。
ケーキのアップ。小豆がアクセントになっています。
カステラのアップ。
【ドトールコーヒーショップ 春フェア(2021年)ホームページ】