安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

スタンリー・タレンタイン「HUSTLIN'」と安曇野市で用水堀り(見かけた花)の話題

2021-03-14 19:41:45 | テナー・サックス

本日、安曇野市で用水堀りがあったので出てきました。田んぼは、現在は委託して耕作してもらっていますが、用水については共同作業なので毎年出ています。泥が結構たまっていて疲れましたが、「ふきのとう」を見かけるなど春気分にもなり、癒されました。自宅に戻って聴いた癒されるアルバム。

STANLEY TURRENTINE (スタンリー・タレンタイン)
HUSTLIN' (BLUE NOTE  1964年録音)

   

スタンリー・タレンタイン(ts, 1934~2000年)のアルバムはたくさんありますが、オルガンと組んだ愉悦的なものが多く、日本での評価はそう高いものではなかったように思います。この「Hustlin'」もそういった一枚ですが、親しみやすく、演奏も良いのでたまに聴きたくなります。

メンバーは、スタンリー・タレンタイン(ts)、シャーリー・スコット(org)、ケニー・バレル(g)、ボブ・クランショー(b)、オーティス・フィンチ(ds)。タレンタインとスコットのチームにケニー・バレルが加わったこれ以上はないかもしれないメンバーです。

曲目は次のとおり。

1  Trouble  (No. 2) (Lloyd Price)
2  Love Letters (Victor Young)
3  The Hustler (Stanley Turrentine)
4  Ladyfingers (Shirley Scott)
5  Something Happens to Me (Marvin Fisher)
6  Goin' Home (Antonin Dvorak)
スタンリー・タレンタインとシャーリー・スコットのオリジナルが1曲づつに、スタンダード曲などです。ドボルザークの新世界交響曲第2楽章のメロディ「Goin' Home」(家路)が取り上げられています。

スタンリー・タレンタイン(ts)とシャーリー・スコット(org)のゴージャスサウンドによるブルース主体の曲が聴けて、1964年であっても、ブルーノートレーベルの本筋はこちらだと思わせてくれる見事なアルバム。タレンタインは、バラードの「Love Letters」やよく知られている「Goin' Home」も旋律を浮き彫りにしながら、ソロフレーズを丁寧に吹いています。シャーリー・スコット、ケニー・バレルのソロなども映えている「The Hustler」や「Lady Fingers」は、ソウルフルで、本領発揮といったところ。

Liberty社の音符盤で聴いています。

安曇野市の自宅で聴いているところ。

【安曇野市で用水堀り】

スマホによる撮影です。スコップでひたすら泥や石をあげました。

用水路から泥を揚げているところです。遠くに見えるのは、信濃富士(有明山)です。

用水路はコンクリートを打ってあるので、昔ほどではありませんが、それでも泥や石がたまるので、水の流れを良くする作業は必須です。

向こうに見えるハウスでは、イチゴ栽培を行っています。

用水トンネルの出口は、泥をためるように少し深くなっています。ここから出すのは、ちょっとたいへん。

畦にあげたところ

花は開いていますが、ふきのとうです。

名前はわかりませんが、青色が綺麗だったので撮影。

こちらはタンポポの一種でしょうか。

終わって、北アルプス常念岳方面を撮影。雲がかかっていて見えてはいません。