長野駅新幹線改札の前にあるBECK'S COFFEE SHOPに、春シーズンになったためか、宇治抹茶ラテがあったので、ワッフルとともにいただきました。お茶の味がほんのりとして、クリームも甘すぎず、美味しい飲み物でした。甘すぎないヴォーカル主体のアルバムを。
CHANPIAN FULTON (チャンピアン・フルトン)
BIRD SONG (Champian Records 2019年録音)
チャンピアン・フルトン(vo,p)は、1985年生まれのピアニスト、シンガーで、ニューヨークを中心に活動を行っています。このアルバムは、チャーリー・パーカー生誕100年を記念して昨年出されたものです。コロナ禍の中、パーカーへのトリビュート作を、よく発表してくれたと感心しました。
メンバーは、チャンピアン・フルトン(p, vo)、スコット・ハミルトン(ts)、Hide Tanaka(b)、Fukushi Tainaka(ds)、ゲストとしてチャンピアンの父のステファン・フルトン(フリューゲルホーン)。スコット・ハミルトンが参加して、ソロやオブリガートを行っていて、歌の他に聴きものになっています。ベースとドラムスは、米国で活躍している日本人ミュージシャンです。
曲は次のとおり。
1 Just Friends (John Klenner)
2 Yardbird Suite (Charlie Parker)
3 This Is Always (Harry Warren)
4 Star Eyes (Gene DePaul)
5 Quasimodo (Charlie Parker)
6 All God’s Chillun Got Rhythm (Bronislaw Kaper)
7 Dearly Beloved (Jerome Kern)
8 Out of Nowhere (Johnny Green)
9 If I Should Lose You (Ralph Rainger)
10 My Old Flame (Arthur Johnston)
11 Bluebird (Charlie Parker)
チャーリー・パーカー(as)の作曲したものが3曲、あとは他の作曲者の曲ですが、いづれもパーカーが演奏したもの。2, 5, 6,11は、歌無しの器楽(インスト)ナンバーです。
チャンピアン・フルトン(p, vo)の小粋でちょっとグルーヴィーな歌と、ハード気味によくスイングしたピアノの両方を楽しめる好企画盤。フルトンが細やかに神経を行き届かせて歌っている「Just Friends」や「My Old Flame」が歌入りではよく、器楽ナンバーでは、ピアノトリオでやった「Quasimodo」や「All God's Chilun Got Rhythm」がベース・ソロも入りご機嫌な出来です。スコット・ハミルトン(ts)は、「If I Should Lose You」などで哀愁味をだしていて、さすがです。
【チャンピアン・フルトン・ホームページ】
Jazz Pianist & Vocalist Champian Fulton
活動の様子がよくわかる詳細なホームページで、最新の情報が載っています。
【長野駅のBECK'S COFFEE SHOP】
長野県立美術館が、この4月10日にニューオープンするようです。垂れ幕がかかっていました。
お店の外観
店内は空いていました。平日の午後3時過ぎです。
北陸新幹線や在来線の出発案内が店内にあります。
このポスターに惹かれた入りました。
宇治抹茶ラテとワッフル。
これも結構よいものでした。