JR東日本の大人の休日倶楽部に入っているのですが、昨年途中からはジパング倶楽部の方に加入しています。切符の割引などのサービスがあり、機関紙も送られてきます。2021年3月号は「名城をたずねて」という特集で、桜と共演したお城の写真がきれいでした。名手と共演しているヴォーカルアルバム。
LUCY YEGHIAZARYAN (ルーシー・ヤグハイアザリアン)
BLUE HEAVEN (CELLAR MUSIC 2019年録音)
外国人アーティストの名前の読み方は難しくて、日本語表記が定着していればいいのですが、そうでない場合は原語やとりあえずの和訳で記しています。アルメニア出身の女性歌手「Lucy Yeghiazaryan」の読み方は、「ルーシー・ヤグハイアザリアン(又は、「イェギアザリアン」でしょうか)」という感じのようです。内容が優れたアルバムです。
メンバーは、ルーシー・ヤグハイアザリアン(vo)、グレッグ・ルギエロ(g)、グラント・スチュワート(ts)、ダニエル・デューク(b)、スティーヴ・ウィリアムス(ds)。伴奏陣が豪華で、G・ルギエロやG・スチュワートのソロも楽しめます。
曲は次のとおり。
1 Sweet Pumpkin (Ronnel Bright)
2 Nobody Else But Me (Jerome Kern, Oscar Hammerstein)
3 That Old Devil Called Love (Allan Roberts, Doris Fisher)
4 It's Crazy (Timmie Rogers, Al Fields)
5 Tenderly (Walter Gross, Jack Lawrence)
6 Thou Swell (Richard Rogers, Lorentz Hart)
7 Love Isn't Everything (Patty McGovern)
8 I Wish I Knew (Harry Warren, Mack Gordon)
9 I Got A Feelin' I'm Fallin' (Fats Waller)
10 Beautiful Moons Ago (Oscar Moore)
11 My Blue Heaven (Walter Donaldson, George Whiting
有名スタンダード曲がほとんどですが、「Love Isn't Everything」、「Beautiful Moons Ago」あたりは珍しい。
ルーシー・ヤグハイアザリアン(vo)の中音域を中心とした滑らかな声で、よくスイングした寛ぎのある快唱が聴け、昨年来の愛聴盤となっています。技巧的にも優れていると思われ、グラント・スチュワート(ts)と掛け合いをやっているかのような「Tenderly」はスリリングです。彼女はグルーヴィーさも持ち合わせ、「Thou Swell」や「My Blue Heaven」では、ルギエロ(g)のブルージーなソロに負けず劣らず、ジャジーに歌っています。これからも楽しみな歌手です。
CDのジャケットには彼女の写真があります。
【LUCY YEGHIAZARYAN ホームページ】
LUCY YEGHIAZARYAN | Jazz NYC (lucyjazznyc.com)
略歴や活動の様子がわかり、動画もあります。Smalls、Smoke、Mezzrowといったニューヨークのジャズクラブに出演を重ねています。
【ジパング倶楽部2021年3月号】
表紙。コロナ渦なので、今年の春は厳しいかもしれませんが、訪れてみたいお城がありました。
松本城。桜との共演です。後ろには北アルプスも見えて、桜の時期は良さそうです。
犬山城。木曽川の畔に建っています。一度だけ行ったことがありますが、再訪したいお城です。
彦根城。一度訪れてみたいお城です。
松江城。遠いですが、松江という街にも興味があり、訪れてみたい。
松前城。現地までの交通がたいへんですが、機会があれば。
「戦の舞台となった名城」という特集もあります。
上田城。松本と上田は、車で1時間と少しです。松本城を観て、上田城というコースやその逆もたどれます。
五稜郭。函館は、一度泊まったことがあるのですが、五稜郭には行ったことがありません。途中下車でもよいので、五稜郭は訪れてみたい。