安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

栄作 (蕎麦 安曇野市穂高有明)

2019-04-25 20:03:02 | グルメ

安曇野市の有明方面には蕎麦屋さんがいくつもありますが、先日、安曇野山岳美術館を訪れた際に昼食に「栄作」に寄ってみました。前にも訪れたことがあり、木立に囲まれたロケーションは覚えていました。

昼も一段落した時間だったので、お客は僕だけでした。「天ざる」を注文し、ゆっくりといただきましたが、天麩羅のボリュームがすごく満腹になりました。お店の近くからは、北アルプスも望め、清々とした気分になりました。  

お店に向かっているところ。左手の木立に囲まれた場所にあります。

到着。駐車場もアカマツ林の中です。

お店の外観。

入口。

畳の部屋にしました。貸切状態で、静かで嬉しい。

「天ざる」です。汁は、蕎麦用と天麩羅用(右端)が出てきます。

蕎麦は芯に近いところを使っているとのことです。やや黒めの色です。

天麩羅の盛りがすごい。ふきのとう、レンコン、しいたけ、海老2本、かぼちゃ、エノキなど。

初めから蕎麦湯をもってきてくれます。

玄関を入って右にカウンター席とテーブル席の部屋があります。お会計は、こちらでした。

栄作の横の道路から。

こちらは、後立山連峰方向。鹿島槍ヶ岳をはじめ美しい。

【そば処 栄作】

住所:長野県安曇野市穂高有明3581-1
電話::0263-83-8120
ホームページ:eisaku


ティナ・ブルックス THE WAITING GAME

2019-04-24 20:03:11 | テナー・サックス

先日、長野駅近くの中華料理店「美食公園」で友人と飲会を行いました。女性店主は、中国の上海出身で、料理は上海家庭料理という趣ですが、いつもお任せで何品か出してもらっています。今回は新作メニューが含まれ、しかも、美味しかったので、リピーターとして当分通い続けそうです。中国風の旋律も登場するアルバム。

TINA BROOKS (ティナ・ブルックス)
THE WAITING GAME (Blue Note  1961年録音) 

   

ティナ・ブルックス(ts, 1932~74年)は、活動期間が短く、ブルーノートへの録音は、1958年2月25日のジミー・スミス(org)のセッションから、1961年3月2日のこのリーダーセッションまでで、年齢は25歳から28歳までの間です。4枚あるリーダー作で生前に出たのは一枚だけで、本作も1985年にモザイクレーベルが発表した4枚組の「ティナ・ブルックス全集」で初めて世に出たものです。

ティナ・ブルックスには作曲の才能があり、フレディ・ハバード(tp)のリーダー作「Open Sesame」には、「Open Sesame」と「Gypsy Blue」、本人のリーダー作「True Blue」には、「Good Old Soul」と「Up Tight's Greek」、そして、本作にも「Dhyana」が含まれていて、いずれも哀愁味とエキゾティックさが溢れるメロディー、ハーモニーが忘れられません。とりわけ「Gypsy Blue」が好きです。

メンバーは、ジョニー・コールズ(tp)、ティナ・ブルックス(ts)、ケニー・ドリュー(p)、ウィルバー・ウェア(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。曲は「Talkin' About」、「One For Myrtle」、「Dhyana」、「David The King」、「Stranger in Paradise」、「The Waiting Game」の6曲。スタンダードの「Stranger in Paradise」以外は、ティナ・ブルックスの作曲です。

麻薬のために短期間の活動に止まったティナ・ブルックス(ts)ですが、哀感を湛えた柔らかなサウンドで吹くブルージーなプレイは、堪えられません。サイドメンも、ケニー・ドリューのリズミックで長いソロラインのピアノ、フィリー・ジョー・ジョーンズのはじけるドラムス、ジョニー・コールズの知的で静かな興奮をもたらすトランペットと素晴らしい。「Talkin' About」、「One For Myrtle」、「Dhyana」とぞくぞくしますが、ブルックス(ts)の音色、プレイの特徴は、「Stranger in Paradise」でもよく出ています。

 【美食公園の料理】

   

お店の入口。以下スマホによる撮影でうまく撮れていませんが、ご覧ください。

   

スペアリブと大根。日本的な味付けですが、肉も大根も美味しい。

   

炒り卵とニンニクソーセージ。煎り卵は黒酢で味付けをしてあります。ニンニクソーセージは、中国のもののようです。

   

海鮮と豆腐。とろみがついて八宝菜のようです。

   

初めて食べた中国の餅です。小さくて薄く、揚げてあるようです。ひき肉とあいまって、かなり美味しい。上海では年末に食べるようです。

   

角度を変えて撮影。上の写真と同じものですが、光線の加減で色合いが異なりますが、同じものです。


浅間隠山登山(2)(標高 1,756.8m 群馬県)【下山、浅間大滝、フレスガッセ、平尾温泉】

2019-04-23 20:03:54 | 登山・ハイキング

浅間隠山登山の続きです。(2)では、山頂からの下山以降について記しますが、午後も充実していました。行程を再掲します。

【行 程】

佐久市内 7:45 → 二度上峠駐車場 9:05 → 登山口 9:12 →  山頂 10:25-11:10(おやつ休憩) → 山頂発 11:11 → 登山口12:08

二度上峠駐車場出発 12:16 → 二度上峠 12:20 → 浅間大滝 12:37-12:51(見学) → フレスガッセ 13:40-14:22(昼食) → 平尾温泉みはらしの湯 15:03-16:00(入浴) → 佐久市内 16:30 → 安曇野市自宅 17:50

【浅間隠山山頂~二度上峠登山口駐車場】

山頂から下山開始。

ササの中の尾根道を下りていきます。

右折すると、急な下り坂になります。トレッキングポールは使いませんでしたが、すべらないように注意しました。

上ってくる2組の団体の方と会いました。反対を向いて撮影しています。

二度上峠登山口の表記のある左に行きます。北軽井沢方面の道は、地図上には表示されていませんでした。

歩きやすい登山道です。

この表記で左折。

大分下りてくると、カラマツの人工林が目につきます。間伐を行ってあり、手入が行き届いています。

登山口手前の岩が出ている箇所。

登山口到着。1時間かかりませんでした。

登山口に近い路肩にも車が数台停めてあり、出発の時より車は増えていました。

【二度上峠】

登山口の北軽井沢寄りに二度上峠(標高1,390m)があります。見晴らしがよいので、そこに停まってみました。

道路から一段高いところに数台置ける駐車場が整備されています。

鼻曲山への登山口で、2台の車が停まっていました。この駐車場は、数台が限度だと思われます。

駐車場から道路を見たところ。

ニ度上峠からの浅間山。

拡大して、右の裾野を撮影。

【浅間大滝】

住所:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢
ホームページ:kita-karuizawa.jp (北軽井沢観光協会のページです。)

駐車場から大滝まで250mです。

手前から撮影。太鼓橋がかかっています。

太鼓橋の上から撮影。

滝の近くまで行けるので、すぐそばで撮影。迫力があります。

石の上に鳥がいたので撮影。

種類はわかりませんが、まだ幼鳥かもしれません。

【フレスガッセ】

住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東29-15
ホームページ:fress-gasse                     

外観。

店内。先ほどまでいっぱいでした。

窓からは、道路をはさんで矢ケ崎公園が見えます。

ソーセージ定食。自家製のジューシーでヴォリュームのあるソーセージです。美味しくいただきました。

【平尾温泉 みはらしの湯】

住所:長野県佐久市下平尾2682
電話:0267-68-0261
ホームページ:hiraoonsen.jp

下段にも駐車場が整備されています。

建物外観。正面は右手の階段を上がったところです。

看板

屋内の複数の浴槽に加え、露天風呂も広くて驚きました。晴れた日には、八ヶ岳が望めるなど、眺望もよさそうです。

広い食堂もあります。神津牧場のソフトクリームを注文。

神津牧場のソフトクリーム。湯上りに最高でした。施設の内部など、詳しくは当施設のホームページをご覧ください。 


浅間隠山登山(1)(標高 1,756.8m 群馬県吾妻郡東吾妻町・長野原町)【二度上峠~山頂】

2019-04-22 20:03:29 | 登山・ハイキング

春のシーズン初めは軽井沢方面で楽しもうと、4月21日(日)に浅間隠山(標高1,756.8m)へAさんと登りました。二度上峠登山口駐車場には10台以上の車が停まり、人気がある山です。短時間で山頂に着き、曇りだったのですが、360度の展望を楽しむことができました。

登山道わきにはシャクナゲの樹がたくさんあり、花の季節も良さそうです。浅間大滝の見学、軽井沢「フレスガッセ」の昼食、佐久「平尾温泉」の入浴と、登山の後も満喫しました。歩行時間は、上り74分、下り58分で計2時間12分でした。

【行 程】

佐久市内 7:45 → 二度上峠駐車場 9:05 → 登山口 9:12 →  山頂 10:25-11:10(おやつ休憩) → 山頂発 11:11 → 登山口12:08

二度上峠駐車場出発 12:16 → 二度上峠 12:20 → 浅間大滝 12:37-12:51(見学) → フレスガッセ 13:40-14:22(昼食) → 平尾温泉みはらしの湯 15:03-16:00(入浴) → 佐久市内 16:30 → 安曇野市自宅 17:50

【登山口~山頂】

駐車場。トイレがあるという情報がありましたが、ありませんでした。撤去されたのかもしれません。

登山口。すぐ登山道になります。

最初からそうですが、全体にわたり歩きやすい道です。

登山口から少し上ったところから登山道に岩が出ている部分がありますが、短いです。

左右に巻きながら高度を上げていきます。

歩き始めて10分ほどでやや平らに。

雪が残っているところがありました。4月に入って降った雪だと思われます。

正面に見える山が、浅間隠山だと思われます。

標識があり右手に折れていきます。歩き始めて15分ほどですが、平らになります。このへんの木は、カラマツです。

尾根状のところを歩いていきます。クマザサが茂っています。

道が深くえぐれている箇所があります。

相変わらず快適な登山道です。ところどころにぬかるみがありました。

白樺の樹がたくさん見えます。樹木越しに見えるのが浅間隠山の山頂方向だと思われます。

道が狭まっていて、このへんは急坂です。登山口から40分~50分のところです。

「浅間隠山」という標識に沿って左へ進みます。ここで10時16分で、登山口から1時間4分くらいでした。これでまっすぐ行けば山頂です。

やや狭い尾根を行きます。

山頂の手前。

【浅間隠山 山頂の様子と展望】

到着。10時26分で、登山口から1時間14分かかりました。

三角点

山の表示板。

祠があります。

浅間山の側から標識を入れて群馬県方面。

浅間山。こちらから見る浅間山は、険しそうです。天候と季節のせいか、全体にぼやけていますが、観ることができたので、満足。

アップにしてみました。

西の方向です。浅間山にくっつくようにして、右に蛇骨岳、仙人岳。少し離れてやや薄く、水の塔山、東篭ノ登山、西篭ノ登山。

北東方向でしょうか。真ん中奥に小さく、相馬山や榛名富士でしょうか。

北西の方向。冠雪しているのは、本白根山でしょうか。

真ん中あたりから、右に烏帽子岳とか佐武流山が見えていると思われます。

南の方向です。中段の右端に鼻曲山。そのずっと手前に氷妻山。ずっと奥の真ん中へんには、甲武信ヶ岳や国師ヶ岳があるはずです。

【山頂でコーヒーブレイク】

Aさんがコンロをもってきてくれました。Aさんに感謝。

珈琲は、軽井沢が本拠の丸山珈琲です。そのドリップパック。

本日のおやつは、セブンイレブンの「メープル&ホイップ クロワッサン」。珈琲が美味しく、ホイップクリームの甘さもちょうどよくて、素晴らしいコーヒータイムになりました。

(2)へ続きます。(2)は、下山、浅間大滝、「フレスガッセ」の昼食、平尾温泉について記します。引き続き、ご覧いただければ幸いです。


安曇野山岳美術館 「成瀬洋平 水彩画展」 (安曇野市穂高有明)

2019-04-21 20:03:01 | お出かけ・その他

安曇野市穂高有明の安曇野山岳美術館で、成瀬洋平さんの水彩画展が行われていたので出かけてきました。イラストレーター、クライマーとしても活躍する成瀬さんの文章を読んだことがあり、興味を惹かれたものです。山岳景色が淡く描かれていて、温かさも感じる絵でした。

安曇野山岳美術館は、1983年にオープンした山岳絵画専門の美術館で、足立源一郎、加藤水城、原田達也などの油彩画、デッサンを展示しています。企画展も行っていて、今回の成瀬洋平の水彩画展には、若い人が来てくれていると館の方が話していました。 

今回の企画展のチラシ表

チラシの裏

   

第1展示室には、足立源一郎の油彩画などがありました。リーフレットを販売していたので、購入しました。

足立源一郎の絵を描いた場所が地図に落としてありました。

 【安曇野山岳美術館】

住所:長野県安曇野市穂高有明3613-26
電話:0263-83-4743
ホームページ:azumino.mt-museum.jp

所謂山麓線から少し上がったところにあります。別荘地の一画です。

美術館全景。

版画やポスターの販売コーナー。奧は、第2展示室で、成瀬洋平展を行っています。右手は、喫茶室。

喫茶室。外はカフェテラスになっています。

成瀬洋平さんの水彩画で販売されているもの。

珈琲をいただきました。クッキーがついてきましたが、松本市の開運堂のウォルター・ウェストンの顔がデザインされいる「ウェストン・ビスケット」でした。こんな商品があるとは初めて知りました。(開運堂のそのページ