前の職場の同僚で、クラシック音楽とオーディオの熱烈なファンのIさんの御自宅でタンノイのスピーカー「スターリング」を聴かせていただきました。かねがね、聴きにどうぞと言われていたのですが、ようやく実現でき楽しい一時を過ごしました。オーディオ機器は次のとおりです。
レコードプレーヤー:テクニクス SL-1100
カートリッジ:オルトフォン SPU
CDプレーヤー:デノン DCD SX-11
プリメインアンプ:ラックスマン SQ38FD
スピーカー:TANNOY Stirling
スピーカーのタンノイ「Stiring」と真空管アンプのラックスマン「SQ38FD」の組み合わせは、クラシックの再生の定番だったようです。レコードによる クラシックの再生を中心に聴かせてもらいましたが、エリック・フリードマンのヴァイオリンの音色のみずみずしくて豊麗な音色には驚嘆しました。タンノイは弦が素晴らしいと言われますが、まさにそれを目のあたりにした体験でした。
他にも、バックハウスのベートーヴェンのピアノソナタ、ボスコフスキー指揮のウィーンフィルとウィーン国立歌劇場合唱団による「美しき青きドナウ」など、低音域から中音域にかけて量感豊かで艶やかな再生ぶりでした。
洋間にセットされています。スピーカースタンドは、自作だそうです。
右の壁に沿って、アンプなどを収納したラックが置いてあります。がっしりとしたもので。特別に作ってもらったようです。
2wayの同軸のシステムです。現行のものと異なり、コルクが貼ってあります。僕は、その昔、憧れたスピーカーです。
アンプなど。
ラックスマンの真空管プリメインアンプ SQ38FD
デノンのCDプレイヤー。これは現行品だと思います。
テクニクスのレコードプレイヤー。「Kiripton」の文字が見えますが、オーディオボードのものだそうです。
カートリッジは、オルトフォンSPU。
(聴かせていただいたアルバム)
ハイフェッツの後継者といわれたエリック・フリードマンのレコード。サー・マルコム・サージェント指揮ロンドン交響楽団の伴奏で、サラサーテの「チゴイネルワイゼン」やラヴェルの「ツィガーヌ」などを演奏しています。外国盤です。
ウィリアムス・バックハウスのベートーヴェンピアソナタ「ワルトシュタイン」など。外国盤でモノラルでした。
スーパー・アナログ・ディスクとあり、近年、日本で復刻されたものです。
僕が持参したCDです。クーベリック指揮のドヴォルザーク交響曲第7番第3楽章を聴いてみました。
持参したジャズのピアノ・トリオのCDも聴きました。山田敏昭「Now's The Time」。
安曇野市の自宅用にスピーカーを買おうと考えています。現行品のタンノイスターリングも候補の一つに加えようと思いました。とりあえず再生する環境はあるので、ゆるゆると、スピーカーの試聴などを行い、音楽も楽しんでいきます。