安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

カフェ日々でランチ (カフェ・スイーツ 長野市南長野諏訪町)

2020-08-21 20:37:37 | グルメ

長野市周辺で配布されているフリーマガジン「プースカフェ8月号」は、おやつのじかんに相応しいスイーツを提供するお店を特集していました。その中に、カフェ日々があったので出かけてきました。

ランチに行ったので、スイーツはデザートのプリンだけにしておきました。内外装がすっきりとしていて、落ち着いた時間が過ごせそうなお店です。濃いめの珈琲を飲みに午後のお茶に出かけるのもよさそうでした。

プースカフェ8月号表紙。写真は、カフェ日々の季節のミニプリンパフェです。

お店の紹介ページ。右側が「カフェ日々」です。

場所は、善光寺に比較的近い、長野市立図書館のそばです。

外観

青い扉と木製の椅子2脚が風情あります。

店内

カウンターに腰かけました。

カウンターの隅には花なども。

メニュー。

デザートのメニュー。

ランチ

ガスパチョの冷製カッペリーニ。細かく砕いたトマトがさっぱりとして夏に相応しいものでした。

自家製のおまかせパン。もちもちとした目の詰まったパンでした。

人参マリネ

ふと見上げると、壁のところにインテリアとしてミニチュアカーが飾ってありました。

こちらも。

食後にデザートとコーヒー。

プリン。甘すぎなくて、型崩れのしない、上質な感じのものです。

コーヒー。食後の珈琲ですが、濃い目でなかなかよかった。フリーマガジンの「プースカフェ」を持って行ったので、200円のところを無料にしていただきました。

【カフェ日々】

住所:長野県長野市大字南長野諏訪町
電話:026-232-0239
ホームページ:cafehibi


ジョー・ファレル「VIM 'N' VIGOR」とアップルグリムのハンバーグの話題

2020-08-20 20:06:43 | テナー・サックス

久しぶりに長野市の自宅近くの地元レストランチェーン店「アップルグリム」で夕飯をいただきました。珍しくハンバーグにしてみたのですが、熱い鉄板の上でジュージューとした音を立てているハンバーグは、柔らかめで期待以上に美味しいものでした。ジャズの方も熱い演奏を聴きます。

JOE FARRELL (ジョー・ファレル)
VIM 'N' VIGOR (TIMELESS 1983年録音)

   

ジョー・ファレル(ts,ss,fl  1937~86年)については、エルヴィン・ジョーンズ(ds)・コンボ(1967~70年)やチック・コリアのリターン・トゥ・フォーエヴァー(1971~72年)でサイドメンとして活躍したイメージが強く、リーダー作にはほとんど関心を寄せなかったのですが、このタイムレス盤は結構面白い。

メンバーは、ジョー・ファレル(ts,ss,fl)、ロブ・ヴァン・デン・ブロック(p)、ハリー・エメリー(b)、ルイス・ヘイズ(ds)。本人がサックス奏者なのに、どうしてベースが写っているのか解せないことをはじめとして、このジャケットだと買う気がなかなか起きないですね。

曲は次のとおり。

1  Arab Arab (Joe Farrell)
2  Besame Mucho (Consuelo Velazquez)
3  Thrre Little Words (Harry Ruby)
4  Miles Mode (John Coltrane)
5  Vim 'n' Vigor (Joe Farrell)
ジョー・ファレルのオリジナル2曲とスタンダード2曲にジョン・コルトレーン作が1曲とバランスがとれた選曲です。ラテンの名曲「Besame Mucho」が楽しみです。

ジャケットと内容は反比例しメンバー全員の快演が楽しめます。ジョー・ファレルの力強いソプラノサックスとビシバシと煽りまくるヘイズのドラムスが素晴らしい冒頭の「Arab Arab」、意外に端正なファレルのフルートプレイが美しいラテン名曲「Besame Mucho」、ジョン・コルトレーンの影響を強く感じさせるファレル(ss)とマッコイ・タイナーを髣髴とさせるロブ・ヴァン・デン・ブロック(p)のソロが続く「Miles Mood」と、1960年代に還ったかのような熱い演奏が好印象。

【あっぷるぐりむ 長野栗田店】

住所:長野市栗田西番場333-1
電話:026-227-8585
ホームページ:あっぷるぐりむ

外観。道路の反対側から撮っています。

入口

店内。やや早い時間なので空いています。

注文した品物がくるまで、スープバーのスープをいただきました。食事をすると無料です。

ハンバーグと鮭ご飯のセットを注文。

鮭ご飯。食べやすい。

ハンバーグ。意外によかった。

小鉢にはホウレンソウ。


北林一光「ファントム・ピークス」(角川文庫)を読みました。

2020-08-19 20:50:42 | 読書

角フェスと題された角川文庫の2020夏のおすすめ本を掲載した小冊子の中に、長野県安曇野市を舞台にした小説があったので、買って読んでみたところ、スリリングでかなり面白かったので、カテゴリー「読書」で取り上げました。

   

北林一光「ファントム・ピークス」がその作品ですが、著者は、1961年長野県生まれで映画宣伝会社のプロデューサーを経て執筆活動に入りました。2005年本作(応募時作品名「幻の山」)が第12回松本清張賞最終候補になり、次回作を執筆時に癌を発症し2006年お亡くなりになりました。

粗筋は文庫の裏面にあるものを引用します。読む際の驚きが半減しますので、最初の方だけの紹介になっています。

(粗 筋)

長野県安曇野。半年前に山で行方不明となった妻の頭蓋骨が見つかった。三井周平は悲嘆に暮れながらも、避難場所から遠く離れた場所で発見されたことに疑問を持つ。あれほど用心深かった妻に何があったのか? 数週間後、沢で写真を撮っていた女子大生が行方不明に。捜索を行う周平たちをあざ笑うかのように第三の事件が起こる。山には、一体何が潜んでいるのか? 

(感 想)

カドフェス2020用の表紙には、宮部みゆきさんが「先が読めないから、最終ページまでぐいぐい引っ張られる。私は、こういう小説が大好きです!」と絶賛しているとありました。舞台は、烏川沿いの渓谷から常念岳と蝶ヶ岳の登山口である三股周辺で、実際の地形や事物に即して著者が書いていて、その正確さや克明さに驚きました。

示唆される謎と予想できない次の展開がめまぐるしく、解説を書いた映画監督黒沢清さんが映画的な小説だと指摘していましたが、まさにそのとおりです。手に汗握る場面が多く設定されていて、最後の謎解きまで一気に読了しました。

ちょっと怖い話でもあるので、暑い夏にもよいかもしれません。自然と人間との関係も考えさせられる小説でした。

   

カドフェス2020用の表紙。本来のカバーの上に被っていました。宮部みゆきさんの推薦文が載っています。

   

角川文庫の2020夏おすすめ本を紹介した小冊子。カドフェスと題されています。

   

心をつかむロングセラーとして「ファントム・ピークス」は紹介されていました。20万部超のベストセラーだそうです。


ミリアム・ガウチ(ソプラノ)が歌うヴェルディ、プッチーニなどのCD・DVD

2020-08-18 20:07:37 | クラシック

ミリアム・ガウチ(1957年生)は、マルタ出身のソプラノ歌手で、僕は20年ほど前にナクソスレーベルのCD「イタリア・オペラ・ソプラノアリア集」を購入して初めて知りました。それ以来のファンですが、このCDは現在も繰り返し聴いています。

(ミリアム・ガウチの略歴など)

ミラノのジュセッペ・ヴェルディ音楽院を卒業後、1984年にボローニャでデビュー、85年にはミラノスカラ座にデビュー、それ以降、ウィーン国立歌劇場、ハンブルグ国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場などで歌いました。

イタリアオペラの主要な役を歌っていて、マダム・バタフライ、ラ・ボエーム、マノン・レスコー、パリアッチ(道化師)などの主役を歌うほか、声楽曲でもソリストとして起用されていて、非常にレポートリーの広い人です。

(特 徴)

細いけれど、柔らかみのある綺麗な声で、ヴィヴラートをほとんどかけずストレートに歌います。大向こうをうならせるような派手な歌唱を行わずに、地味と言ってもいいのですがメロディを丁寧に歌っていて好感が持てます。

(ガウチが出演をしているCD・DVD)

   

「イタリアオペラ・ソプラノアリア集」(NAXOS  CD)。ラ・ワリーから「さようなら・ふるさとの家よ」、トスカから「歌に生き、恋に生き」、ジャンニ・スキッキから「私のお父さん」、ラ・ボエームから「私の名はミミ」など。まずはこのアルバムでしょう。

   

プッチーニ「マノン・レスコー」(NAXOS  CD)

   

プッチーニ「マノン・レスコー」(DVD輸入盤)。実はまだ視聴できていません。リージョンコードだかが異なるので、普通のDVDプレーヤーでは再生できません。見ることが可能なDVDプレーヤ―あればいいのですが。

   

プッチーニ「蝶々夫人」(NAXOS  CD)。蝶々夫人も各地の歌劇場で歌っていて、ガウチが得意としたレパートリーです。

   

レオンカヴァルロ「パリアッチ」(NAXOS  CD)。ガウチ、ミロスラフ・ドヴォルスキー、ボウ・スコウフスとよい歌手が出演しています。

     

ブラームス「ドイツ・レクイエム」(NAXOS  CD)。アレクサンダー・ラハバリ指揮スロヴァキア放送交響楽団。

   

ヴェルディ「レクイエム」(CD2枚組)。アレクサンダー・ラハバリ指揮スロバキア放送フィルハーモニー管弦楽団。がっちりとしたなかなかよい演奏のように思えます。

   

プッチーニ「トスカ」。(CD)アレクサンダー・ラハバリ(指揮)

   

プッチーニ「ラ・ボエーム」(CD)。なかなかよい好きなアルバムです。

   

ビゼー「カルメン」(DVD輸入盤)。ガウチはミカエラの役で出演しているはずです。僕のもっているプレーヤーでは再生できずにまだ視聴できていません。リージョンフリーの全世界のものが見られるDVDプレーヤーがないものでしょうか。


釜めしが美味しい「穂の香」で遅い夕食 (釜めし・定食 長野県安曇野市豊科光)

2020-08-17 19:32:28 | グルメ

16日(日)は、お寺やお墓に行ったり、買物などなどで慌ただしく安曇野で過ごしていました。ふとみると、結構な時間がたっていて、お腹も空きました。自宅には、簡単な麺類しかないので、ご飯ものを食べたくなり車で出かけることに。

釜飯・定食の「穂の香」へ行き、夕飯に釜飯定食を食べました。今回初めて釜飯をいただきましたが、ごはんそのものが美味しくて食が進みました。遅い時間まで開いているので重宝するお店です。

外観。午後9時前くらいの時間です。

カウンターに腰かけました。3組くらいのお客様が入っていました。

メニュー。定食や丼物などがあります。山賊焼きなど郷土料理もあります。

魚の定食のメニュー。おつまみも各種揃っているようです。

穂の香定食

釜飯のふたをとったところ。

ほたて、たまご、蟹、ひき肉、きのこ、野菜などが炊き込まれてあります。濃くなくて上品な感じの味です。

鮪のお刺身。

煮物

デザートにはすいか。

国道19号線沿いにあります。

【穂の香】

住所:長野県安曇野市豊科光2052-1 
電話:0263-73-5626 
ホームページ: 穂の香  (食べログのページです。