安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

上田市のカフェ・バー「up moat」でチキンカレーのランチ。お洒落なお店です。

2022-06-25 19:30:00 | グルメ

先日、上田市海野町にあるcafe&bar「Up Moat」に初めて入り、ランチをいただきました。昨年、2021年11月6日にオープンして、気にはなっていたお店です。

ラム酒と全粒粉入りの生地で作るクレープがメインだそうですが、日替わりランチもあります。僕の席の近くで英語が飛び交っているなど外国の方も入っていて、次第に昼夜ともに賑わうお店になっているようです。

外観

店内、入ったところです。

 

店内。「UP MOAT」の意味は、直訳して「上堀」で、オーナーの出身地の上田市上堀地区のことを指しているそうです。お城のある上田に相応しい命名ですね。

ランチのメニュー

ランチのメニュー

当日は、スパイスチキンカレー、サラダ付きでした。

こくのある美味しいルーです。お肉もたっぷりと入っていました。

サラダ

ごはん

水は、ボトルで提供してくれます。

アイスコーヒーも注文。奧に向かって広い店内です。クレープを食べている方もいて、既に人気店になっているようでした。

【up moat】

住所:長野県上田市中央2丁目9−19
電話:080-7317-0904
ホームページ:𝐮𝐩𝐦𝐨𝐚𝐭 𝐑𝐔𝐌&𝐂𝐑𝐄𝐏𝐄(@upmoat) • Instagram写真と動画


大内征著「低山手帖」(日東書院)を読みました。出かける山の選択の役に立ちます。

2022-06-24 19:30:00 | 読書

低山トラベラー、山旅文筆家という大内征さんの書いた「低山手帖」に興味を惹かれ読みました。

   

表紙。

(著者紹介)

ピークハントだけにとらわれない、知的好奇心をくすぐる山旅を行い、その魅力を文筆や写真などで伝えている。NHKラジオ深夜便「旅の達人~低い山を目指せ」に毎月レギュラー出演中、NHKEテレ「趣味どきっ!」日テレ「低山トラベラー」に山の案内人として出演。寄稿や著書多数。

(目 次)

全国の48の山が登場し、季節ごとに分けてエピソードとともに紹介しています。
目次の抜粋を掲げます。

第1章 大地の息吹にふれる春の山
         身近な”異国” 伊豆の低山を愉しむ
    甲斐武田氏 そのはじまりと終わりを大菩薩嶺を辿る

第2章 新緑と夏山の稜線で
    悩んだときは、高原歩きでチューニング
    いざ、伊達政宗ハイクへ

第3章 自然と人の営みに触れる秋の道  
    羅漢寺の夜明け
    近江、出羽、信濃 三つの比叡をつなぐ灯

第4章 陽だまりの冬トレイル
    東山魁夷と山 日本画の舞台を追って
    天岩戸の行方を山に訪ねる
    山上湖に棲む、シビレの龍

(感 想)

日本全国の低山(概ね標高1,500m以下のようです。)を48掲げて、その山にまつわる歴史や伝説などとともに紹介していて、興味深く読みました。長野県内や隣県、特に山梨県の山がたくさん出てきて、出かける際の実際の役にも立ちそうです。

武田信玄と係わりのある「大菩薩嶺」や四尾連湖から登る「蛭ヶ岳」は、是非とも出かけてみたい山です。低山、里山だと、登山口までに車で着くのが、たいへんなのですが、このあたりは、登山口がはっきりとしているようです。

さらに、富士山が見える「石割山」や、東山魁夷の絵の舞台ともなった「安達太良山」あたりにも登ってみたいという気になりました。この本は、歴史や地理に関心のある方にもお薦めかもしれません。著者のイラストも随所で出てきます。

 


ビル・エヴァンス「LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD」、長野駅ビルMIDORIの「草笛」で蕎麦。

2022-06-23 19:30:00 | ピアノ・トリオ

ごく軽い飲み会の帰りに、長野駅ビルMIDORI内の「草笛」で蕎麦(そば)をいただきました。善光寺の御開帳で賑わっていて、こちらのお店も時間により混んでいます。いつもそばに置いているレコードです。

BILL EVANS (ビル・エヴァンス)
LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD (Riverside 1961年6月25日録音) 

  

ビル・エヴァンス・トリオによるヴィレッジ・バンガードにおける録音は、1961年6月25日に行われ、「Waltz For Debby」と「Sunday at The Village Vanguard」という2枚のアルバムが作られました。後者は、ジャケットを変えて、「Live at The Village Vanguard」として、1967年に再発されています。それが本作です。

メンバーは、ビル・エヴァンス(p)、スコット・ラファロ(b)、ポール・モチアン(ds)。ラファロは、この録音の10日ほどあとの1961年7月6日に交通事故で亡くなってしまいます。スコット・ラファロとこの永遠のピアノトリオを偲び、本作などを聴いてみました。

曲目は次のとおり。

1  Gloria's Step (Scott Lafaro)
2  My Man's Gone Now (George Gershwin)
3  Solar (Miles Davis)
4  Alice in Wonderland (Sammy Fain)
5  All of You (Cole Porter)
6  Jade Visions (Scott Lafaro)
スコット・ラファロ作の「Gloria's Step」と「Jade Visions」の2曲が収録されていて、特に注目されます。

永遠の名作とは、こんなアルバムを言うのでしょう。本作は、スコット・ラファロ(b)のプレイに焦点をあてて編集されたと言われることがあります。確かに、ラファロ作曲の2曲も入っていて、そんな気もしますが、絶頂期のビル・エヴァンス・トリオだけに、どれも珠玉の演奏です。特に心に残るのは、「Alice in Wonderland」と「Jade Visions」です。この再発盤レコードは音質が良いことでも知られています。

   

オリジナル盤のジャケットを使用した日本盤レコードです。

聴いているところです。

なお、1961年6月25日のヴィレッジ・ヴァンガードにおけるライブの全体を収録したCDが発売されています。

(参考 拙ブログ記事)

ビル・エヴァンス COMPLETE VILLAGE VANGUARD RECORDINGS 1961 - 安曇野ジャズファンの雑記帳 (goo.ne.jp)

 

【草笛 MIDORI店】

住所:長野県長野市南千歳1-22-6  MIDORI長野3F
電話:026-219-6651
ホームページ:信州蕎麦の草笛 MIDORI店【公式】 (owst.jp)

入口

蕎麦のPR

蕎麦のメニュー

店内

小上がりもあります。やや遅い時間なので、お客様が帰ったあとです。

もり蕎麦の小盛です。小盛でも、僕には十分な量です。

アップ。田舎蕎麦という感じもしますが、やや柔らかめで、食べやすい。

薬味がたくさんで、嬉しい。

そば湯。サラサラ系です。

デザート代わりに、「くるみおはぎ」を注文してしまいました。東御市を中心として、くるみの産地なので、こちらのお店も、「くるみおはぎ」を名物にしています。結構好きです。


高山市のジャズが流れる喫茶「if 珈琲店」。店内には古い時計やオーディオ機器が。

2022-06-22 19:30:00 | ジャズ喫茶

高山市の「if 珈琲店」へようやく寄ることができました。数年前に一度入ったことはありますが、その時は古い時計がたくさん飾ってある純喫茶という感じで、店内には小音量でジャズが流れていました。

今回ですが、往年のジャズ喫茶に近い感じになっていて、びっくりしました。もちろんジャズやオーディオのファンには嬉しいので、また寄ります。珈琲が美味しいので、普通の喫茶店としても使えます。

   

ビルの外観。一階が珈琲店です。

お店の外観。風格があります。

メニューは、珈琲だけです。1,000円となっていますが、実は2杯までの値段で、一杯だと500円で、おつりがきました。実質的には一杯500円です。

テーブル席がいっぱいだったので、カウンター席に腰かけました。

カウンター。写っているのはマスターで、テナーサックスを演奏するようで、サックスが置いてありました。

テーブル席。お客様が帰ったあとに撮影。

カウンター席の真正面にスピーカーがあります。エレクトロボイス社のものだそうです。

古いスピーカーだと思いますが、とてもきれいです。

奧のスペースには、オーディオ機器やレコードが置いてあります。

プレーヤーは2台あります。

電源が入っていたので、これも使っているのでしょう。

もう一台のレコードプレーヤー。

真空管のアンプ。

ピアノやベース、サックスが置いてあり、多分、ジャムセッションなども行われているのでしょう。

壁際には、古い蓄音機を展示してあります。

珈琲。「if」のロゴが良い感じです。ビスケットが二つ付いてきます。やや深めの、飲みやすく美味しい珈琲でした。

ケニー・バロンのレコードが置いてあります。かかっていたのは、セロニアス・モンクやヴァーヴレーベルのジャムセッションなどのアルバムでした。安曇野市の自宅から車でほぼ2時間なので、また来ます。

【if珈琲店(イフ 珈琲店)】

住所:岐阜県高山市花里町5-18
電話:0577-32-1511
ホームページ:if珈琲店 (イフコーヒーテン) - 高山/喫茶店 | 食べログ (tabelog.com)


岐阜県高山市の「久田屋」で飛騨牛ほうば味噌定食。懐かしい味でした。

2022-06-21 19:30:00 | グルメ

6月19日(日)に高山市の「if 珈琲店」を訪れましたが、早めに着いて「久田屋」に昼食に入りました。飛騨と言えば、ほうば味噌もよく知られているので、それを使った料理を食べてみようと思ったからです。

「飛騨牛ほうば味噌定食」を注文。味噌のどことなく懐かしい味わいを楽しみました。古い商家をそのまま使った店内は落ち着くもので、ゆっくりできました。

外観。この招き猫が人気で、横に立って写真を撮る人が引きも切らずでした。

玄関で靴を脱ぐと、そこには囲炉裏がありますた。現役で使えそうです。

店内。

歴史を感じさせる調度品や掛け軸があります。

   

大きな置時計が隅にありました。時間はあってはいませんが、存在感あります。

定食のメニュー。他にもあります。

お茶をまずもってきてくれました。急須に入ってくるところが嬉しい。

飛騨牛ほうば味噌定食

ほうばの上に味噌と牛肉が乗っています。七輪で焼いています。

山菜と煮物。あっさりとした薄味で美味しい。

右の豆腐は「淡雪豆腐」と名付けられています。左は、野沢菜を煮つけたものでしょうか。

味噌と牛肉を焼いているところ。

ごはんの上に牛肉を乗せて食べてみました。味噌の味が絡まって美味しい。

入口を入って左側はギャラリーになっていて、人形が展示してあります。

様々な招き猫の人形

お雛様。店内には、飛騨高山らしさもあって、入ってよかったお店です。

【郷土料理 久田屋(ひさだや)】

住所:岐阜県高山市三之町12
電話:0577-32-0216
ホームページ:郷土料理 久田屋 | 飛騨高山 古い町並みで和食ランチ (hisadaya-hida.com)