Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

Biosphere2(その5)

2006年03月24日 08時07分13秒 | Weblog
 わが学び舎であるバイオスフィア2は、コロンビア大学から見放されて以来苦境にある。ところが、バイオスフィア2での研究を応用したNASAの技術を活かして、このたび、”ビーチワールド”が発売された(写真はグローバス社のウェブサイトより)。

 ビーチワールドは、地球のライフサイクルを再現したガラスの球体である。光合成と食物連鎖とをガラスの球体の中で繰り返すことにより、完全閉鎖空間での生物圏を実現している。ビーチワールドは、将来の宇宙探査やスペースコロニーで必要とされる「人類や植物、昆虫などの生命体がいきてゆくことの出来る人口生態系」の実現を目的として、Biosphere2の研究者によって開発され、NASAスペースシャトルとロシアのミール宇宙ステーション内での研究で利用されたものである。ビーチワールドには、ハワイ島にのみ生息する小エビ、藻、バクテリアなどが生息しており、彼らは互いの生命を維持しあっているので、餌を与えたり、水を換えたりする必要はない。光を当てるだけで十分である。

「この小さいガラスの球体は、あなただけの小さな地球なのです」

 …残念ながら、品切れ中!
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