Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

秘島めぐり(その6)

2006年03月26日 09時28分48秒 | Weblog
 ハワイ諸島最大の島、ハワイ島は、またの名を「ビッグ・アイランド」ともいう。日本からも直行便が出るようになって、もはや秘島とはいいがたいが、魅力たっぷりの島である。ダイビングやサーフィン、釣りなどの海のレジャーはいうまでもないが、マウナ・ロアとマウナ・ケアという4000m級の山、かの有名なキラウエア火山、合衆国最南端のサウス・ポイント、カメハメハ大王の像、世界最大の反射式天体望遠鏡、深層水やコナ・コーヒー、それに、”ビーチ・ワールド”の小エビも忘れてはならない。要するに、ホノルルなどとはケタ違いに変化に富んでいるのである。
 もっとも、その分、航空運賃はホノルル便より高いし、島が広いためレンタカーが必要になるのは、バジェット派にとってはつらいところ。レンタカー代だけで一週間で5~6万円かかった。
 さて、バーディーはハワイ島で、何度もデジャヴュ(既視の感覚)を味わった。長らく追い求めていたものをやっと見つけたという感覚でもある。たとえば、溶岩だらけの島の光景は地球外の惑星を想起させるし、一年中晴天に恵まれるコハラ・コーストは、幼いころ家族旅行で行った鹿児島の吹上浜によく似ている(ただし記憶の中の光景)。サウス・ポイントへと続く道は、これまた幼い頃に行った宮崎県の都井岬や卒業旅行で行った北海道の納沙布岬にそっくりである(馬が居るところまで!)。そして、最終地点の断崖絶壁は、かつて「火曜サスペンス劇場」で犯人が被害者を突き落とすロケ地に何度も使われていそうな場所である。前年に爆発してまだ赤い溶岩の残るキラウエア火山に至っては、原始時代の記憶すら蘇りそうである。おまけに、宿泊したのはその名も偉大な「キング・カメハメハ・ホテル」。これも幼い頃よく歌ったあの曲を思い出させるではないか!
 ……てなわけで、ハワイ島は私の第二の故郷となった。
コメント
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