Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

専業主婦と裁判官

2009年04月01日 07時54分39秒 | Weblog
三橋歌織被告の責任能力、再び鑑定へ 夫殺害控訴審
 一審では弁護側、検察側がそれぞれ申請した2人の精神科医が鑑定し、いずれも「心神喪失だった可能性がある」とする結果を口頭で報告した。31日の公判では、弁護側鑑定医の証人尋問が改めて行われ、鑑定医は「殺害前から夢と現実の区別がつかない状態になり、持続していた。被告は自分の行動を制御することが困難だった」と述べた。

 高山正之氏によると、裁判所は「女に対しては厳しい」らしい。実際、バーディーが見る限り、少なくとも、専業主婦に対しては民事・刑事問わず不利な判決・和解内容が飛び出すことは多い。
 であるから、三橋歌織被告人に対する懲役15年の判決は、決して予想外のものではなかった。同じころ、妹を殺害してバラバラにした予備校生に対する量刑が懲役7年という温情的なものであったにもかかわらず。
 ところで、竹中平蔵氏が厳しく批判しているように、従来、裁判所は労働者に対して寛大で、使用者に対しては極めて厳しい態度をとってきた。使用者と専業主婦との共通点は(必ずしも適切な表現ではないが)主として他人の労働により生活しているというところだろうか。
 
 
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