最近読了したのが、「存在の耐えられない軽さ」。映画は確か中学生時代に見ている。映画を見ると、原作を読まないのはバーディーの悪い習慣である。
さて、冒頭からニーチェの引用で始まるこの小説は、恋愛小説のようで恋愛小説ではない。それは、主人公?トマーシュの一人称で語られていながらも、作者ないし絶対者が突如として出現するところからも明白だ。
このように、視点を切り替える手法は、小説でしか使用できない。これが、原作を読むべき理由の一つかもしれない。
さて、冒頭からニーチェの引用で始まるこの小説は、恋愛小説のようで恋愛小説ではない。それは、主人公?トマーシュの一人称で語られていながらも、作者ないし絶対者が突如として出現するところからも明白だ。
このように、視点を切り替える手法は、小説でしか使用できない。これが、原作を読むべき理由の一つかもしれない。