医者や弁護士などの自由業は、よく「定年のない職業」と言われ、サラリーマンから羨ましがられている。だが、バーディーはそんなことは全くメリットだとは思わない。
「定年がないこと」の反面、デメリットももちろんある。弁護士について言えば、老後の保障は基本的にないと言ってよい。もちろん、年金制度(いわゆる「上乗せ分」)はあるが、負担が重すぎる。もっと根本的な問題として、年をとるとやはり仕事の質が低下するという点が重要だ。
近頃、バーディーは国選の滞留案件を取りに行かなくなったが、その理由の1つは、おそらく70歳以上と思われる高齢の弁護士(見た感じでは8割前後)と、おそらく「ソクドク」などで国選などに収入を頼らざるを得ない若手弁護士(2割前後)との間でなされる「くじ引き合戦」を見るのが嫌だからである。
定年がないということは、若い世代の仕事を奪っている、活躍の場を狭めている、ということでもある。決して手放しで賞賛すべき話ではないのである。
「定年がないこと」の反面、デメリットももちろんある。弁護士について言えば、老後の保障は基本的にないと言ってよい。もちろん、年金制度(いわゆる「上乗せ分」)はあるが、負担が重すぎる。もっと根本的な問題として、年をとるとやはり仕事の質が低下するという点が重要だ。
近頃、バーディーは国選の滞留案件を取りに行かなくなったが、その理由の1つは、おそらく70歳以上と思われる高齢の弁護士(見た感じでは8割前後)と、おそらく「ソクドク」などで国選などに収入を頼らざるを得ない若手弁護士(2割前後)との間でなされる「くじ引き合戦」を見るのが嫌だからである。
定年がないということは、若い世代の仕事を奪っている、活躍の場を狭めている、ということでもある。決して手放しで賞賛すべき話ではないのである。