Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

定年のない職業

2009年04月29日 08時16分54秒 | Weblog
 医者や弁護士などの自由業は、よく「定年のない職業」と言われ、サラリーマンから羨ましがられている。だが、バーディーはそんなことは全くメリットだとは思わない。
 「定年がないこと」の反面、デメリットももちろんある。弁護士について言えば、老後の保障は基本的にないと言ってよい。もちろん、年金制度(いわゆる「上乗せ分」)はあるが、負担が重すぎる。もっと根本的な問題として、年をとるとやはり仕事の質が低下するという点が重要だ。
 近頃、バーディーは国選の滞留案件を取りに行かなくなったが、その理由の1つは、おそらく70歳以上と思われる高齢の弁護士(見た感じでは8割前後)と、おそらく「ソクドク」などで国選などに収入を頼らざるを得ない若手弁護士(2割前後)との間でなされる「くじ引き合戦」を見るのが嫌だからである。
 定年がないということは、若い世代の仕事を奪っている、活躍の場を狭めている、ということでもある。決して手放しで賞賛すべき話ではないのである。
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