Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

申請率

2016年02月21日 08時36分25秒 | Weblog
第69期司法修習生の貸与申請率は67.4%
 「借金を背負うことへのリスクが浸透しているということのほか、経済的に余裕のある人が相対的に増えている(=経済面での多様性が失われている)という可能性が高いと思います。」

 私は後者の傾向が強いのではないかと思う。
 私の学生時代を思い出してみると、家庭が裕福でない学生の場合、合格するまで何年かかるか分からず、予備校の費用までかかる司法試験を、最初から断念する人が多かったと思う。他方、普通に就職して、何年か働く間に資金をため(その間も勉強を続け)、合格できる自信がついたところで会社を辞める人はといえば、これもまたごく少数だったと思う。
 つまり、ロースクール制度導入前も、それなりの経済力がないと、司法試験を目指すのは難しかったのである。そして、制度導入後、しかも弁護士の就職難が加わった後においては、この傾向がさらに強まったとみることが出来るだろう。
コメント
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