「ブラック企業」という言葉が出来て久しいが、ブラック企業がはびこる最大の理由は、社会にそれを受け入れる素地があるからだというのが、現時点での私の結論である。
労働問題の専門家が一様に指摘するのは、パワハラが横行する企業の共通した特徴が、「体育会系の社風」である。だから、こうした企業は、一つの「部」「サークル」であると考えてもいい。そして、その内部では、パワハラ(特訓、シゴキ)や長時間労働(朝練・夜練)が蔓延するわけである。
他方、多くの企業が、体育会出身の新卒を採用したがるのも事実である。彼ら/彼女らは一般に我慢強いのですぐ辞めることは余りないし、上司・先輩の言うことをよくきくので扱いやすい。
要するに、ほどほど「体育会系」であるのは歓迎されるが、度を超えると「ブラック」になるということのようである。
労働問題の専門家が一様に指摘するのは、パワハラが横行する企業の共通した特徴が、「体育会系の社風」である。だから、こうした企業は、一つの「部」「サークル」であると考えてもいい。そして、その内部では、パワハラ(特訓、シゴキ)や長時間労働(朝練・夜練)が蔓延するわけである。
他方、多くの企業が、体育会出身の新卒を採用したがるのも事実である。彼ら/彼女らは一般に我慢強いのですぐ辞めることは余りないし、上司・先輩の言うことをよくきくので扱いやすい。
要するに、ほどほど「体育会系」であるのは歓迎されるが、度を超えると「ブラック」になるということのようである。