森友問題で“疑惑隠し” 佐川局長の出世で財務省が失ったもの
「税務調査は、国税局の査察部が令状を示して行う強制調査は一部で、ほとんどが任意調査です。この任意調査が拒まれると、大変なことになる。“疑惑隠し官僚”の佐川氏がトップになって、調査で『資料は廃棄した』と言われるなど、現場が苦労するのでは」(財務省職員)
理財局長から国税庁長官というのが近年の定番コースのようだが、このポストは、典型的な権力機構である徴税組織のトップという位置づけなので、いきおい、一般市民からの恨みを買いやすいということにもなる。
同等クラスのポジションとしては、「財務官」があるが、これは国際局長から就任するポストで、「まるドメ」(「まるでドメスティック」)の佐川氏では難しい。
「税務調査は、国税局の査察部が令状を示して行う強制調査は一部で、ほとんどが任意調査です。この任意調査が拒まれると、大変なことになる。“疑惑隠し官僚”の佐川氏がトップになって、調査で『資料は廃棄した』と言われるなど、現場が苦労するのでは」(財務省職員)
理財局長から国税庁長官というのが近年の定番コースのようだが、このポストは、典型的な権力機構である徴税組織のトップという位置づけなので、いきおい、一般市民からの恨みを買いやすいということにもなる。
同等クラスのポジションとしては、「財務官」があるが、これは国際局長から就任するポストで、「まるドメ」(「まるでドメスティック」)の佐川氏では難しい。