言葉に用心

河野太郎外相、習近平主席の「米中で太平洋二分」発言に不快感「中国は太平洋と接していない」
　「河野太郎外相は１０日、中国の習近平国家主席が９日のトランプ米大統領との共同記者発表で「太平洋には中国と米国を受け入れる十分な空間がある」と発言したことについて「中国は太平洋と接していない」と不快感を示した。ＢＳ朝日の番組収録で述べた。」

　オバマ前大統領との会談の際も出て、前大統領が不快感を示した言葉である。
　本気で共同覇権（この言葉も矛盾をはらんでいるが・・・）を目指しているのであれば、アメリカを刺激するような言葉を述べるのは得策ではないはずである。
　ちなみに、かつて、アメリカのある大統領は、ドイツの首脳との会談の際、「リーダーシップにおけるパートナーシップ」という言葉を使ったことがあり、うまい表現だと感心したものである。