Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

JAP.COM

2018年01月22日 06時52分36秒 | Weblog
西部邁さん死去 自殺か ウーマン・村本さんとの対談で「日本人はJAP.COMの社員」
 「米国もめちゃくちゃになっているから日本を守る気なんてない。それに、北朝鮮のような侵略性むき出しの国が核武装すると世界の迷惑だからつぶせと言うけど、最も侵略的なのは米国に決まっている。僕は日本人だけど、その圧倒的大多数はアメリカンデモクラシーの名の下にアメリカの属国民、つまりJAP.COMの社員になっている」

 私が高校生の頃、中沢新一氏(「魁‼クロマティ高校」に出てくる「メカ沢新一」のモデルでもある。)の招聘をめぐり、東大教養学部は混乱に陥っていた。のちに言う東大駒場騒動である。
 この件で大学を辞めた西部氏は、その後、テレビで大っぴらに大衆批判を始めた。私が知る限り、公然とテレビで「大衆」を批判したのは、彼が初めてだったように思う。ちなみに、私は、西部氏の本でオルテガの「大衆の反逆」を知ったのだった。
 西部氏のアメリカ的野蛮性や大衆支配への嫌悪感は一貫しており、「JAP.COM」という言葉も、その中から出たのではないかと思う。

西部邁が自らの運命を予告か 「ある私的な振る舞い」の意味
 「さらに「ある私的な振る舞い」を予定していたが、「予定日に衆議院選挙が行われると判明」「まずは社会にかける迷惑はできるだけ少なくせねばならぬ」と「予定日の延期理由」を記し、「手がけている雑誌『表現者』の若者たちへの引き継ぎにもなお暫しの務めが必要と分かった」などから、「事態の成り行きにもう少し付き合ってみるしかあるまい」と書いていた。
 このくだりを読んだ読者の中には、「ある私的な振る舞い」とは「自死」の意味ではないかと受け止める人がいた。」

 近年は体調がすぐれなかったらしく、近著でも自殺をほのめかしていたらしい。
 合掌。

コメント
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