続くパワハラ・セクハラ…まだ「昭和」に消耗してるの?
「上の命令に絶対服従、パワハラ、セクハラ――。平成が終わろうとするいま、「これって昭和のにおい?」と感じることが相次いでいる。平成30年の私たち、実はまだ「昭和93年」にいるの?」
「今の日本にあふれているのは汚い金と、燃えないごみぐらいだ」という、映画で悪役が口にするセリフが浮かびました。90年代、オウム事件や阪神大震災など大変な出来事が続く一方、大人は談合だ、ノーパンしゃぶしゃぶだなどと浮かれていました。こんな人にはなりたくない、と40歳の僕は見ていた。そんな気持ちがセリフに出たんだと思います。」
確かに、昭和末期のバブル時代は、「汚い金と、燃えないごみ」にあふれていた。
だがこれは、1990年代から始まった世界的な「資源獲得競争」の予兆だったのかもしれない。
「きれいな金」、要するに真っ当な果実が生じない状態に陥っていたからである。
「上の命令に絶対服従、パワハラ、セクハラ――。平成が終わろうとするいま、「これって昭和のにおい?」と感じることが相次いでいる。平成30年の私たち、実はまだ「昭和93年」にいるの?」
「今の日本にあふれているのは汚い金と、燃えないごみぐらいだ」という、映画で悪役が口にするセリフが浮かびました。90年代、オウム事件や阪神大震災など大変な出来事が続く一方、大人は談合だ、ノーパンしゃぶしゃぶだなどと浮かれていました。こんな人にはなりたくない、と40歳の僕は見ていた。そんな気持ちがセリフに出たんだと思います。」
確かに、昭和末期のバブル時代は、「汚い金と、燃えないごみ」にあふれていた。
だがこれは、1990年代から始まった世界的な「資源獲得競争」の予兆だったのかもしれない。
「きれいな金」、要するに真っ当な果実が生じない状態に陥っていたからである。