Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

カーテンコール

2018年11月28日 08時06分41秒 | Weblog
ズービン・メータ指揮 バイエルン放送響 ジュピター、巨人
 「ズービン・メータ、5月にイスラエル・フィルと来日する予定だったのだが、病気(ガン性腫瘍)のために来日中止となっていた。今回、見事に回復し日本にカムバックを果たしたわけである。
 さて今回、杖をつきながら介助者に付き添われて舞台に登場したメータの姿を見て、私を含め多くのファンが驚いたはずである。我々が目にしたのは、恰幅がよくエネルギッシュでマッチョ系のあのメータではなく、足下が覚束ない小柄な老人だったのだ。それでも、ぎらぎらとした鋭い眼光だけは昔のままである。


 春の公演キャンセルはガンの手術のためだったようで、今回は術後初めての来日公演である。
 上の記事のように、「病を押して舞台に立つ」という感じで、見ていて心配になった。
 しかも、立ったままタクトが振れないので、回転式の椅子が用意されている。
 もっとも、演奏が始まると特に問題はなく、「春の祭典」は暗譜であった。
 ちなみに、今回の公演では指揮者個人に対するカーテンコールがあったようだが、これは異例のことである。
  
コメント
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