ゴーン容疑者逮捕は「宗教裁判」=日産の不意打ち、汚点にも-米紙社説
「27日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは社説で、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者の逮捕について、勾留中の取り調べには弁護士が同席せず、自らの権利を守ることができない一方、資金流用疑惑がメディアに次々とリークされる状態は「宗教裁判」のようだと批判した。」
耳の痛い話である。
捜査情報のリークについては、今回のような大事件に限った話ではない。
私も、受任していた事件について、被疑者は否認しているのに、新聞が「警察によれば、容疑者は容疑を認めているという。」と書いているのを見てびっくりしたことがある。
また、「人質司法」への批判もある意味では肯ける。
罪証隠滅をおそれたのだろうが、いきなり逮捕というのはいささか穏当を欠いたかもしれない。
「27日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは社説で、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者の逮捕について、勾留中の取り調べには弁護士が同席せず、自らの権利を守ることができない一方、資金流用疑惑がメディアに次々とリークされる状態は「宗教裁判」のようだと批判した。」
耳の痛い話である。
捜査情報のリークについては、今回のような大事件に限った話ではない。
私も、受任していた事件について、被疑者は否認しているのに、新聞が「警察によれば、容疑者は容疑を認めているという。」と書いているのを見てびっくりしたことがある。
また、「人質司法」への批判もある意味では肯ける。
罪証隠滅をおそれたのだろうが、いきなり逮捕というのはいささか穏当を欠いたかもしれない。